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今日は、天板に突き板を貼ろうとして作業していましたが、予定を変えて、リフレクター板の加工等を行いました。また、フロントのパネルについても加工しました。このフロントパネルは大きさにして縦50㌢横12㌢の小さなパーツですが、最後に取り付ける複雑なパーツです。周りの5つのパーツとがっちりと結合しますので、形状が複雑になっています。
フロントパネルです。右側に出ているものは、突き板です。取り付け後切り落とします。
左側のフロントです。バッフル板の汚れは、丸鋸の焼けです。今度新しい丸鋸を
導入します。
フロント上のアップ画像です。溝のところにフロント板がはまります。茶色に見えるところは、接着剤の跡です。
フロント下のアップ画像です。左側の側板とは、ロックマイタージョイントで接合します。
今日は、リフレクター板の組み込みのために細部を調整しました。
設計図では、大きい材料で余裕を持って一つのパーツを形成するので、
本体に組み込む場合は、適合するようにサイズ調整が必要になります。
ちなみにリフレクター板は、厚さが20ミリ(突き板を含む)ありまして重く強靭です。
パラゴンのリフレクター板は、厚さが約10ミリでメトロゴン のそれよりも厚さが薄いです。
(ただしパラゴンの場合インナーにもう一重リフレクター板があり、2枚の構成になっています。)
右側のバッフル周辺
リフレクター板を本体に差し込んでみたところです。外して、突き板を貼ってから
再度差し込んで接着固定します。パラゴンのように取り外し分解できません。
左右には、突き板をすでに貼っています。
ボックス内部です。
リフレクター板がボックスの一部を形成していることが、良くわかると思います。
今日は、バッフル板を左右に立てて天板を載せて、ボックスを組み立てました。
ふと思ったのですが、C45 メトロゴンの躯体はまるでダックスフントに似ています。
それは、足2本が左に寄り、もう2本は右に寄っているから、中央には足がないので、
躯体の剛性があまりないと思われます。
したがって設計図に記載のない補強を少し行っています。
木ねじ使用本数増やして、接着剤を併用して強固に組み立てしています。
組み立ては、設計図が正確で、しかも材料を正確にカットしたので、
サイズの手直しはほとんどありませんでした。前面にリフレクター板が入ります。
後ろからです。左右の板は、メンテ用で取り外し可能です。中央の板は、取り外しできませんので
特に強固の取り付けています。
先日、JBL 125A用エッジ OLDタイプ(NEW タイプよりもフィットするもの)を入荷し、出品する旨をお伝えしましたが、それらは残念ながら、B級品でした。
大変申し訳ございませんでした。
それらは、仕入れ先が間違って、送ってきたようです。
その間、JBL 125A用 OLDタイプをご注文頂いたお客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
その際にはなるべく程度の良いものを割引価格で販売させて頂きました。
今回は、残っているB級品を出品させて頂きました。
B級の程度を写真にて紹介しています。
ご使用は可能ですので、どうぞよろしくお願い致します。
■JBL 125A用エッジ ペア(2枚) OLD タイプ 価格 1,500円
http://www.hobbies-n-things.com/product/427
今回のC45メトロゴンの レプリカ製作は、オリジナル設計図に忠実に製作しています。
主要材料の パーティクルボードは、もとより木ねじ、金具、製作手順等オリジナルとほとんど同じです。
しかし今日は、これに背き補強を3箇所入れました。
同じサイズの木材を使用して側板にグルーブロック(接着を確実にするパーツ)を装着しました。
底板に側板を垂直に設置しています。側板の根元に設計図にはないグルーブロックを付けました。
ゼブラウッドの突き板を側板に貼りつけています。
こちらは、中央の仕切り板ですが、同じく設計図にはないグルーブロックを付けました。
2020年のオリンピックが 東京で開催されることになりました。
オリンピック開催で日本が発展することは、たいへん喜ばしいことです。
今日は、フロントのサランネットを作成しました。
3種類のネット生地を購入していましたので、2枚づつ計6枚のネットを作成いたしました。
オリジナルのネットは黒ですが、気分によってネットの色を変えれるようにしています。
ゴールド、茶、シルバーの3色です。
サランネットは両方の木片にステープラーで取付けています。
バッフル板前にネットを取付けたところです。金色のネットは少し
派手な感じがします。
JBL 2203は、JBLのウーハーユニットでは、珍しいモデルであまり市場には出ていないようです。
このユニットの特長としては、30センチ口径の重いコーン紙でFゼロも低く超低音まで再生可能なウーハーです。
レアな4315Aモニターのウーハーとして使用されていたので、ユニットもレアなのです。
丁度 超有名な2231の30センチバージョンとご理解していただいて結構です。
先日 お客様からのリクエストで、このキットのパーツを入手いたしましたので2203用キットを販売開始いたします。
残念な点が一つありまして、オリジナルの2203は、エッジが一山のウレタンエッジですが、
このキットのコーン紙は、二山のm字型のクロスエッジですので、
オリジナルと同じ様にウレタンエッジに交換する必要があります。
以下2203リコーンキットのパーツ詳細データです。
2~3日前に入荷いたしましたガウス用コーン紙、ボイスコイル、
ダンパー等の詳細データが出来ましたのでご紹介いたします。
9月に入って業務が多忙でなかなか製作が進展していません。
業務の合間に突き板を貼ったのでその写真を掲載しました。
底板の木口に貼ったところです。
水平方向も、垂直方向もピタット貼らないと隙間ができ仕上がりが悪くなります。
裏側です。パームルーターにトリムビットを装着して不要な突き板をカットしました。
木工ボンドを塗布して反乾燥の状態でアイロンで押えればキレイに仕上がります。
誰でも割合貼りやすい付き板です。
パームルーターにトリムビットを装着しているところです。
この作業で使用した、ゼブラウッドの突き板です。
エッジ 125A は サイズが異なる 新旧タイプがあります。
どちらも販売中です。
旧タイプは、在庫が切れていましたが、最近入荷しています。
下記の新旧2タイプ販売中です。
なお旧タイプの方が、ロール幅(山の部分)が新タイプより、幅広いためフィット感が良いようです。
日頃からJBLのヴィンテージスピーカー用のパーツを見慣れているので、
それ以外のメーカー用のパーツが入荷しますと、これは珍しいと私の目には映ります。
本日入荷いたしました新製品です。
ガウス用の ボイスコイルです。ボビンの背が高く大きいのですが、コイルの巻幅は太くありません。
珍しいことにリード線のひき出し線は、ボビンの中腹あたりから180度向きを変えて出ています。
左がガウス用、右がJBL 用です。ガウス用がJBL用に比べて直径が約5ミリ大きいです。
ガウス用のダンパーです。珍しいことに設置用のボルト穴が6箇所開けられています。
JBL EON用の 2連式のボイスコイルです。
ガウスの30センチ用コーン紙です。硬めです。
JBL 30センチ口径のやや重いコーン紙です。
ボイスコイルの 2インチ口径(50ミリ)(JBL,アルテック用) 3種類 新製品のお知らせです。
以下詳細データです。
よろしくお願いいたします。
難しい作業ではありませんが、完成までには、やるべき作業が沢山あります。
メトロゴンは、箱全体を鳴らすように設計されているようで あまり強度がある箱作りではないようです。
つまり強度がある厚い合板等で製造されてはなくて、主に19㍉厚のパーティクルボードで製作されているからです。
そのことを考慮して、部材と部材の接合は、木ねじと接着剤を使用して確りと接着するように心がけています。
きょうも、木ねじと接着剤を使用して、側板と中央パーティション に補強を施しました。
奥が側板、手前が中央パーティションです。補強は米松材です。木ねじと接着剤を併用して確りと接着しています。
後ろのボックスカバーです。ネットワーク用の開口を空けています。JBL #3115のネットワークを
装着してみたところです。
内部は、このように保護カバーが付いています。
これは、底板のウーハー用の開口のカバーです。中央部のルーターで彫りこみをつけました。
今日は、ダクトの組み立てを行ないました。
メトロゴンの場合は、バスレフ方式のボックスであり、ダクトの開口部は、長方形で下向きの取り付けられています。
図面の通り作りましたが、なぜこの大きさなのかは、計算していないのでよく分かりません。
また、ダルとカバーを作成しましたが、どのような場合にどうやって使用するのかよく分かりませんので
勉強します。
右下の箱gダクトです。ふたが閉じられています。
2本の柱のような物は、グルーブロックです。
ダクトをオープンにしたところです。
左側のバッフル板とダクトです。
いつもは技術スタッフ(主人)の佐藤が、日記を書いていますが、店長(一応)の佐藤弘美が久しぶりに投稿します。
酷暑の夏も段々と秋に近づきつつあり、ホッとしています。
皆様、この夏の体調はいかがだったでしょうか?
私は酷暑で体力を奪われ、内臓が弱ったのか、8月初めのとある夕食に作った「いかリング」に当たり、それから体中の蕁麻疹に苦しめられる夏を過ごしておりました。
「いかリング」が体内から出ると、良くなるかと思いきや、その後も良くなる気配がなく、結局抗ヒスタミン系の薬で、症状が改善されました。
しかし、体調不調が完全に回復したとは言えず、今も食事や休養に心掛けて過ごしています。
さて、そんな大変な夏を過ごしながら、当ネットショップ の 営業と ホームページの更新は、まじめに勤しんでいます。
この店長日記をご覧頂いているお客様、読者様はご存じかと思いますが、佐藤が、今年の春から JBLスピーカーの あの名器「メトロゴン」レプリカの製作を行っておりまして、その過程を「メトロゴン日記」としてまとめています。
間もなく、メルトゴン・レプリカ完成予定で完成した暁には、祝杯を上げたいと思います。
それから、同じくスピーカー関連で、メトロゴン以外のスピーカー全般の情報について、これまた店長日記抜粋のページを作りました。 題して、「スピーカー日記」。 そのままですね・・
関心のある方はどうぞご覧になってみて下さい。 タイトル別、日付別になっていますので、スピーカー、クランプの商品についても関心のある商品の情報を見つけて頂けるかもしれません。
今日もバッフル板関係の細かい作業を行ないました。
C45メトロゴンのような大きくで特異な形状のボックスは、一度ボックスに組み込んで
接着固定したら、あとでサイズミスや製作ミス等があっても取り返しがつきません。
全体が失敗に終わります。
従って、組上げる前に十分な検査が必要です。
特にバッフル板関係は、ユニットと取り付けるので、ミスは許されません。
そこで実際のユニットを装着して不都合がないか検査しました。
以下は、ユニットを取付けたところの写真です。
右側ボックスの側板を外して写真を取りました。
ツィーターJBL 2405H、ウーハー2220Aのツーウェイです。
中音ホーンのカバーです。ウーハーのフレームに沿って円形にカットされています。
ウーハーは、19ミリ下に沈みこませています。
バッフル板の面積が狭いので苦肉の策で下げたのでしょうか。
底板に穴を掘って沈めています。下にカバー部品が付きます。
右側バッフルです。
これは製作ミスではありません。設計図通りです。しかし隙間がありますので。フエルト等で音漏れ
を防ぐ必要があります。
2405Hも4箇所ネジで確りと留めています。
今日は、 気温が28度台でしたが、これまで酷暑だったので涼しく感じました。
バッフル板を組み立てました。部品に取り付けは、すべてタイトボンドのオリジナル
(イエローグルー)と指定されている木ネジで行なっています。
これが表側です。ウーハーは38センチ用、中音ホーンは、#5040か#5041用の開口です。
高音用は#075、077等が使用できます。
裏側です。C45メトロゴンの場合ウーハーの据付は、狭いので困難な作業のようです。
注文していたサランネットが届きました。C45メトロゴンには、4箇所にサランネットが張られています。
それは、バッフル板前とダクトポートの左右各2箇所です。正面から見えるバッフル板前は、オリジナルでは、黒い
サランネットですが、今回は、オールドなギターアンプで使用されているサランネットを購入して、取り付けようと
思っています。
●えび茶色
●金色
●銀色
昨日、難しい底板の溝切りが出来ましたので、リフレクター板を除く部品で仮組み立てしてみました。
仮組み立ては、パーツの寸法や配置を確認して、これからの作業手順を検討する工程です。
組み立てしてみてここまで難しい作業がありましたが、段々メトロゴンの形になってきたので、嬉しいです。
設計図が正確なので、部品相互の接続も全く問題ありません。
また、時間をかけて精度を出してカットしたので、パーツの各サイズも良好でした。
今後は、リフレクター板の設置、4本のレッグ設置、全体の突き板貼りが主な作業になります。
全貌です。大雑把な計算ですが、C45メトロゴンのバスレフエンクロージャーは片側で約170㍑
容積があります。真中の板で左右ボックスが別れています。幅約180センチです。リフレクター板は付けて
いません。
左側のバッフルとルーバーの配置です。右側にリフレクター板が立ちます。
レーバーの足元の様子です。加工が難しかった細い溝に確りと固定されているルーバーです。
ウォルナットのルーバーと突き板を使用しています。
裏側のネットワークの開口からボックス内を見たところです。下の穴は、ウーハーのフレームが入る穴です。
もちろんカバーが付いています。
裏側です。特筆は、カットの精度が高いことです。
底板で左右で16箇所あるルーバー据付用の溝切りは、難所でした。
設計図を見るたびにここはどうやって加工しようかと考えていました。
しかし、良いアイデアは浮かびませんで、今日まで来ましたが、何とか加工することが出来ました。
この加工は案件でしたのでクリアーできてホットしています。
この溝の大きさは、横3㍉×縦18㍉ 深さ6㍉です。しかも正面から見て放射状に配置されていますので
微妙に角度が違います。加工は簡単そうに見えますが、私の持っている道具では、困難な加工でした。
胡桃材のルーバーの先が溝に嵌るよう設置します。因みに突き板も胡桃材です。今後オイル仕上げ予定です。
右側のセクションのルーバー8本です。この裏側にサランネットを張ります。ルーバーは丸鋸の歯型がついていますが、
これからサンドペーパー掛けして、オイル仕上げします。
今日は、天板と底板の溝切りを行ないました。
C45メトロゴンの製作過程では何箇所か難所がありますが、今日もその難所の一つです。
何が難しいのかといえば、細くて深い溝きり箇所(幅3㍉深さ6㍉)が16箇所もあるからです。
柔らかい木材に簡単に溝切りできそうですが 設計図通りに溝を配置することは至難です。
今日行なった箇所は、割合大きい箇所の作業でしたので、難易度はあまり高くありません。
明日以降 超難所で進捗がスローダウンしそうです。
天板の裏側です。8箇所の卵型の溝は、ルーバーの納まるところです。
深さが12ミリの溝です。右側の逆L字型の溝は、側板と正面板が納まる所です。
溝きりは、ボッシュのパームルーターで行なっています。容量が小さいモーター
ですので、稼動時間が長引くと過熱します。
こちらは、底板です。三角形2枚と長方形1枚の板を補強材として
木ねじで仮止めしています。
これに難所の溝きりを明日以降行います。