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近日中に発行する当社のスピーカーパーツ フルラインカタログ の表紙の案です。
図案にあるLE8-1やD130の寸法図も付録で掲載予定です。
今日は、新たに製作したルーターテーブルでバッフル板切抜きました。
ビット(刃物)が確りと固定されていますので、安定したカットが可能です。同じ形状のものを複数カットすることに適しています。
メトロゴンのバッフル板を4枚切り取りました。カットミスが無いか4枚重ねてみましたが、同寸法にカットされているようです。
ウーハー用開口部のクローズアップです。
H5040ホーンの開口部です。拡大して見ても滑らかにカットされています。
今日、ルーターテーブルの試運転を仕事の合間に行いました。
フェンスを取付けて、イザ 試運転です。
ルーターは、マキタアメリカの2.25馬力です。12.7ミリシャフトです。
ロックマイタービットです。このビットは、大きいので手持ちのルーターで作業することが禁止されています。
従って、ルーターテーブルに取付けて作業になります。
ロックマイタービットでカットするとこういうジョイントになります。このロックマイタージョイントは、パラゴン、メトロゴン、
ハーツフィールド他に適用されています。接着すると外れないジョイントになります。
今度は、フロイトのフラッシュストレートビットに交換して、C45 メトロゴン レプリカ用のパーツを切り出しました。
上がテンプレートで、下がパーチクルボードです。ビットが手持ちと異なりぶれませんので、安定したカットが可能です。
もっと早くルーターテーブルを作れば良かったと後悔しました。
仕上がりも3枚歯ですのできれいです。なお、この部品は、バッフル板のH5040ホーンのカバーです。
C45 メトロゴン レプリカ製作で 使用するルーターテーブルを 製作しています。
これまで、ルーターを使用してきましたが、高速回転する刃物を手でコントロールして思い通りに扱うことは非常に難しいことが、
分かりました。
ルーターは、経験上、一番失敗率が高い 道具です。
テーブルソーや、マイターソーは、失敗が殆どありませんが、ルーターでの作業は、約半分はミスします。
この事実を少しでも改善するために、手でルーターを持たず、テーブルに組み込んで、材料を投入する方式で作業しようと
思っています。
ルーターテーブルです。これ以外にフェンスを作っています。天板の大きさは、幅81センチ、奥行き61センチです。
使用するルーターは、アメリカマキタの2.25馬力のルーターです。
天板は、MDF製です。 真中のプレートにルーターが納まります。
この彫り込みが一番手が掛かっています。今日は、失敗せずに何とかここまで出来ました。
最近、JBL 10センチ口径のボイスコイル(以下VCと記します。)用の色々なダンパー(スパイダー)を取寄せて、研究していま
す。
今回は、コーン紙の奥行きを短く出来るダンパーのご紹介です。
リコーン作業で重要なことの一つに、VCやコーン紙の高さ調整があります。
例えば、コーン紙の奥行きが深い(長い)とダンパーを押してVCも押し下げ正しい磁界の位置にVCを設置することが難しくなりま
す。
さてこのダンパーはそのような場合に1~2ミリですが、コーン紙の奥行きを吸収できるものです。
それは、ダンパーの内周がリップダウン(端が下向きに下がっている)しているからです。
FS6994C と FS7009Bは、下のデータシートのとおり、内周がリップダウンしていますので、その部分にコーン紙の
先端が入ると奥行きが相殺されるのです。参考にFS7000Cは、内周がリップダウンしていませんので、コーン紙の奥行き
を吸収しません。
左がFS7009Bで右がFS7000Cです。VCに取付けたところです。FS7009Bの方のVCに接している周辺は、下がって
いることが分かると思います。反対にFS7000Cは、VC周辺は、平坦です。
下の黒いFS7009Bは、内周がリップダウンしていることがわかります。上のFS7000Cは、平坦です。
今回入荷しました ピエール カーゴバー(突っ張り棒)用 カメラ台(アクセサリー)のご紹介いたします。
このカメラ台は、カメラやレーザーを突っ張り棒に取付けて活用するためのアクセサリーです。
カメラやレーザーは精密機械ですから、取付ける台も確実に固定出来るものでなければいけません。
確りしたこのカメラ台を写真で説明いたします。
アサヒペンタックスK20を取り付けました。スペイン製の製品ですが、日本製(フィリピン組立)のカメラにもねじ穴が適合します。
従ってガッチリとホールドされ固定出来ました。これは太い部分にホールドさせたところです。
カーゴバーのシャフトへのホールドは、右下のハンドルで行います。
カメラの固定は、上の台の中心にあるネジで固定します。
反射して見え難いですが、カーゴバーの細いシャフトにも取り付け可能です。
カメラ台を分解したところです。
カーゴバーと同じ塗装が施されています、デザイン的にも素晴らしくスタイリッシュで、耐久性も優れた塗装です。
C45 メトロゴン レプリカ製作 バッフル板 出来ました。
出来上がりを見てちょっと不安になりました。
それは、38センチのD130などの強力ユニットを取付けるのですが、バッフル板の強度があまり強くなさそうだからです。
おまけに寸足らずでウーハーの下側が、出っ張っています。
しかもバッフル板の薄い箇所は、厚さが12ミリ程度です。
形状もへんてこでこんなの見たことがないと思いました。
JBLの設計者は苦労したようで、なるべく高音・中音・低音の各ユニットを近づけてコンパクトに設計したかったようです。
ウーハーに下の部分は、底板に穴を開けてそこに入れるようにしています。
確かにパラゴンのバッフル板もあの巨体の割りには小さくて、強度があるようには見えませんでした。
それでも、 周りの部品を確りと接着することで強度を出そうとしているようです。
一番大きな開口は、ウーハー用、縦の開口は、#5040ホーン用です、そして小さな丸い開口は
ツィーター用です。
基本的に19ミリ厚ですが、彫り込みしたところは、12ミリ厚です。
D130を取付けてみました。鬼目ナットで確りと固定出来ます。
ウーハーの下の部分にバッフル板から出ています。
昨日入荷しましたピエール カーペンター スピンドルをご紹介いたします。
これは、木工用のワークベンチに取付けて バイスとして使用するものです。
黒く見える金属部分をワークベンチ側に固定して、T字ハンドル側に可動する堅牢な木材を取付けます。
T字ハンドルを回転操作することで、締めたり緩めたり出来ます。
シャフトの太さが35ミリあり、長さが480ミリありますので、大きな木製のバイスを作ることが出来ます。
お問い合わせは、ご遠慮なくご連絡下さい。
品番: #58035 シャフト口径 35ミリ、長さ480ミリ、重さ5キロ。 30センチものさしと比較してください。
約3ヵ月に一度の割合で、ピエール クランプがスペインから入荷しますので、門司港に貨物の引き取りに行ってきました。
販売・出荷の業務を止めて、出張しますので、お急ぎのお客様には、ご不便をお掛けして、申し訳なく思います。
今回の仕入では、突っ張り棒の新製品等が入荷していますので、順次ご紹介いたします。
ピエール クランプ等は、このように包装されてパレットに載せられてスペインから届きます。
門司港からの帰り道にコストコ北九州店に立ち寄って買い物しました。
本日、D130用の柔らかめダンパー入荷しました。
このダンパーは、JBL用の他のキットにも適合するものです。
今回、2種類入りましたので、柔らかめダンパーは全部で3種類となりました。
JBLの10センチ口径のVCのキットをご購入の場合、ご希望される場合は、ご連絡ください。
#FS 6975-B
通常品#FS7000-Cと同じ形状ですが、薄く柔らかめです。
#FS 6994-C
5山の柔らかめのダンパーです。
左上から時計周りに、FS7000-C、FS6975-B、FS 6994-C、FS7009-Bです。どれも、JBL 10センチボイスコイル
のキットに適合いたします。
最近は、新カタログの発行準備で、C45 メトロゴン レプリカ製作が進んでいません。
今日は、カタログ編集のあいた時間に刃物立を作りました。
ここでいう刃物とは、ルータービット、ドリルビットです。
今まで、箱等で保管していたこれらの刃物を表に出して並べると製作に対して前向きな気持ちになれそうです。
全部で 17本の刃物等を立てました。 このうち約半分が、昨日、届いた刃物です。
手前の大きいルータービットは、ロックマイタービットです。メトロゴンの製作では、一箇所接合に使用
します。
こちらは、今回購入した新しい刃物です。使うのが楽しみです。
今朝、注文していた工具が届きました。
新着の品物を開封するときはいつもわくわくするものです。
今回の注文品は、C45メトロゴンのレプリカ製作に必要な刃物が主です。
ドリルビット、ルータービット、カウンターシンクビット等を11点を購入いたしました。
予定では、今回購入の刃物等でC45メトロゴンの加工はすべて出来るはずです。
日本ではあまり知名度のないメーカーですが、加工精度はかなりよさそうです。
珍しいイスラエル製です。
これまで度々ご紹介していますランシング ヘリテージのサイトで C45 メトロゴン関係の情報収集していましたら、興味ある情報がありましたのでご紹介いたします。
まず、1964年のカタログでは、11種類のユニットバリエーションがありました。
ユニット構成の違いで3種類のアダプターキットが別売されていました。
http://www.lansingheritage.org/html/jbl/catalogs/1964.htm
疑問は、例えば、D130(38㌢)を使用する構成とLE10(25㌢)を使用する構成がなぜ同じアダプターキットなのかです。
口径が違うので、アダプターキットが異なるのではないかと思うのですが、カタログでは、同じ物が必要と書いてあります。
一度アダプターキットを見てみたいものです。
ちなみにLE30のアダプターキットだけ見たことがあります。
次に1962年のプライスリストを見ました。
http://www.lansingheritage.org/images/jbl/reference/price-lists/1962-09-15/page3.jpg
12種類のユニットバリエーションとアダプターキットの価格が記載されていました。
興味あったのは価格と梱包重量です。
パラゴンが, 589LB(265㌔)に対して、メトロゴンは、ボックスのみが271LB(122㌔)、最重量システムが379LB(170㌔)でした。
重量は、パラゴンの65%ということが分かりました。
ちなみに価格の比率は、68%ですので、価格と投下された材料、労力、技術等は、比率はほぼ同じということが分かりました。
スクロールソーで替刃の試し切りしてみました。
ジグソーを持っていませんので曲線切りは、スクロールソーで行なうことが多いです。
スクロールソーは非常に奥が深い機械で沢山の技術本が出ています。
私も洋書ですが持っています。
私の場合は、そんなに高等な技術を追求しているのではないのですが、
C45メトロゴン レプリカ製作で、曲線カットが上手く出来れば良いのです。
要は、レプリカ製作で使う 材料が上手く切れる替刃を選定したいのです。
そこで数種の替刃で、 厚さ7ミリのハードボードを幅約1ミリ間隔でカットしてみました。
その結果、一番結果が良かったのは、ホームセンターで購入した安価な替刃でした。
高価な海外製の替刃は、他の材料でしたら良い結果が出ていたかもしれませんが、
安価なホームセンターで購入した替刃が 良かったとは全く意外でした。
ハードボードを模様の間隔(約1ミリ)で切ってみたところです。一番結果が良かった切り口です。
左の替刃が、ホームセンターの安価な替刃です。振動、切れ味などが優れていました。その他は海外製で
切れ味が劣りました。
ピエール カーゴバー(突っ張り棒)用 ハンガー(アクセサリー)のご紹介です。
このハンガーは、幅が40センチで、自転車も吊るせる便利なアクセサリーです。
例えば、工事現場では、工具を下げたり、材料を保持したり出来ます。
さらにカーゴバーの細い部分(25ミリ直径)の部分にも、太い部分(30ミリ直径)の部分にも適合するように
設計されていますので、上から下まで設置可能です。
しかも堅牢な金属製ですので、かなりに重量物の吊り下げが可能です。
カーゴバーの細い部分(25ミリ直径)の部分に取付けたところです。
太い部分(30ミリ直径)の部分に取付けたところです。
堅牢な金属製です。
この店長日記では、非常に珍しい花の話題です。
今の時期 バラの花が何処でも美しく咲いています。
我が家の庭にも合計で20本くらいのバラの木がありますが、今一番花盛りのベスト3です。
ナンバー3
ナンバー2
ナンバーワン
テーブルソーにデードブレード(溝切丸鋸)を装着してみました。
先日購入したフロイト社(アメリカの木工用刃物製造会社・製品はイタリア製)のデードブレード用の
スレッドを製作して試し切りも行いました。
直径が8インチ(200ミリ)ですが、複数のブレードを組み合わせて使用するので、風切音が大きく迫力があります。
簡単に接合で使用する溝が切れます。
C45 メトロゴンのレプリカ製作で使用するルーターテーブルの製作でこのデードブレードを実践投入します。
フロイト社のデードブレード
デードブレード専用のスレッド これで安全にカットします。
切れ味上々でした。
今日午前中、C45メトロゴン レプリカ製作で今後の作業で必要な 刃物をアメリカの通販会社に注文しました。
趣味でのビンテージモデル製作とはいえ、材料費や工具代でちょくちょく出費がかさんでいます。
メトロゴンの製作では、木ねじを多用しているために、そのねじ用の予備穿孔でドリルを多用しますので、専用ドリルビットを買いました。インチサイズのビットを9種程購入しました。
また、カウンターシンク加工が必要ですからそのビットも購入しました。
因みにメトロゴンの製作では、カウンターシンクの開き角までも指定されています。
板に彫り込み加工が多いのでルータービットも6種購入しました。
前置きが長くなりました。天板と底板に正確な図面を書き、あとは不要な箇所を切り取ってテンプレートを製作する作業を行っています。
スクロールソーで大雑把にカットしたところです。直線カットは、ルーターで行います。
天板です。まだ円形カットは行っていません。
底板です。ダクト用の穴等を開けています。
お客様のご注文品は、出来るだけ丁寧にしっかりと梱包してお届けいたしています。
特に、リコーンキットは、コーン紙、ボイスコイル、ダストキャップが、輸送中に変形しやすいので、気をつけて梱包しています。
輸送中に多少乱暴に扱われたとしても、ダメージにならないように注意して梱包していますので、ご安心下さい。
これは、最近お客様へ納品いたしましたJBL LE5-2(口径100ミリ、22ミリ口径ボイスコイル)のリコーンキットです。
当店では、最小のリコーンキットになります。コーン紙は、変形防止のため支柱を箱内に立てて
そこに収納しています。またボイスコイルは、円柱のカップに入れて、破損しないようにしています。
注文していた木ネジが届きました。
C45 メトロゴン レプリカ製作では、材料を厳選することに拘っています。
JBL指定の材料を使用して、製作しようと考えています。
主要材料である19ミリ厚パーチクルボード、ハードボード、米松材などはもちろんのこと同じ規格のものを使用しています。
C45 メトロゴンでは、一台当たり約10種類332本の 木ネジが使用されています。
ホームセンターなどで一箱千本入りの安価なコースレッド(木ネジ)が販売されていますが、その約3分の1の木ネジを一台のC45 メトロゴンで使用していることになります。
木ネジは、音質に殆ど影響しないなどと考えていません。真面目に影響すると考えました。
例えば、日頃から使用しているコースレッドは、廉くて使い易いのですが、JBL指定の木ネジよりもコンマ数ミリ細いのです。
指定どおりのものを使用すれば、箱の剛性も同様になると考えるから拘って同じ規格の木ネジを入手したのです。
黒塗装の#8の木ネジです。これらの木ネジが製作で主に使用されるものです。素材の鉄につや消し黒塗装です。 25ミリから44ミリまでの長さです。 C45 メトロゴンでは、#8の太さの黒ネジを使うようJBLが指定しています。しかも、予備穿孔用のドリルサイズもしっかりと指定されています。そのドリルは入手していませんので、入手しましたら日記に書きます。
左が市販のコースレッド、右がJBL指定の#8の黒い木ネジです。コースレッドは、太さが約3.8ミリ、
#8のネジは、太さが約4.2ミリです。
ローゼンワッシャーです。C45 メトロゴン レプリカ製作では、裏蓋にこのローゼンワッシャーを32箇所
使用します。
これらのネジも少数ですが、使用されます。
これは、メトロゴンで使用される木ねじではありません。ポッケットホール(隠し釘)用です。
何かの役に立つのではないかと思い少量購入しました。スクエアードライブです。