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昨日、作業場に搬入した四八版(122×244㌢)のパーティクルボードの切断に取り掛かりました。
四八版のサイズが大きいので、取扱いにこれまで困っていましたが、作業場をスッキリ片付けたので、テーブルソーに載せてさっと正確に切って加工できます。
これまでこの大きい四八版は、天気を気にしながら屋外で地面に広げて切っていました。
それから考えると格段の進歩で、作業環境が良くなりました。
とりあえずC45メトロゴンの内側のパーティションを切り出すために四八版を扱い易いように半分に切断しました。
この写真の左側のテーブルソーで切断しました。
今日は、一日汗ばむ天候でした。私も半パン、半そでで仕事しました。
本日、調達した19ミリ厚 四八板(122㌢×244㌢)のパーティクルボード10枚が作業場に届きました。
作業場は、2階ですので、1階から 上げるのに半日かかりました。
一枚の重さが40キロ近くあり、ずっしりと重い板ですので、大変体力を使いました。
明日からこれらの材料と格闘でもあり、また楽しみでもあります。
19ミリ厚 四八板(122㌢×244㌢)のパーティクルボード10枚 約400キロです。
このパーティクルボードは、表面が非常に硬く, 密度0.65(1立方㌢当たり0.65グラム)で、スピーカーボックス用としては最適と思います。C45 メトロゴン レプリカの製作が、非常に楽しみです。
テーブルソーの不具合の原因がやっと分かりました。
どんな不具合かというと、木材が、丸鋸を通過して引っかかり、木材の流れが悪かったのです。
グリズリーのテーブルソーには、割り歯が丸鋸の後ろについていて、これで恐ろしいキックバックを予防しています。
この割り歯でいつも木材が引っかかっていたのです。
割り歯の向きが歪んでいるから木材が引っかかっていると思っていました。
今日この割り歯をよく見たら、使える鋸歯の厚さが記載してあり、この指定外の薄いものを使用していることが判明しました。
使用している丸鋸は、フォレストのWW1 シンカーフ(薄刃)に交換していました。この歯は、大変よく切れ長持ちするので
グリズリーのテーブルソーの純正丸鋸を外してこのフォレストのWW1を付けていたためこのような不都合がおきていたのです。
鋸歯よりも厚い割り歯がついていた状態であったので、引っかかるのは、当然でした。
なぜ今まで気付かなかったのでしょうか。
これが、割り歯という部品です。左側に丸鋸が付きます。薄く白い字で、適合する丸鋸の規格が
記載されています。この規格外のものを使用していたので不具合があったのです。
C45 メトロゴン レプリカ製作のための主要材料は、言うまでも無く 19ミリ厚パーティクルボードです。
4フィート×8フィート(122㌢×244㌢)のボードから各パーツを切り出します。
C45 メトロゴン 1台でどのくらいの材料を使うのか計算してみました。
その求め方は、各部品の広さを求め、必要個数を乗じて集計しました。
なんと驚きの結果になりました。
当初、1台の メトロゴン レプリカを製作するには、5枚以上のパーティクルボードが必要と思っていましたが、机上の計算では、四八判のパーティクルボードを1.8枚しか必要としない結果になりました。
意外な結果です。もっと消費量が多いと思っていました。
四八判のパーティクルボードの1.8枚分とは、重さが、約66キロ相当ですから妥当な数値です。
このパーティクルボードは。比重が、0.65で高密度の物です。
四八判のパーティクルボードの1枚で36.8キロあります。
この計算には、米松材のパーツや、円形のリフレクター 、その他小パーツが算入されていませんのでそれらのパーツの重さを加えると総重量90キロ前後になると思われます。
これはあくまで机上の計算であり、約50%のロス(歩留まり50%)があるという仮定で材料調達したいと思ってます。
C45 メトロゴン レプリカ製作で使用する19ミリ厚パーティクルボードの詳細です。
今日から実際の部品取りにかかりました。
先日、手押し鉋や自動鉋を駆使して作った19㍉厚の米松材をテーブルソーでカットして部品を作成します。
メトロゴンでは、"cleat"と言う”押さえ木”が多用されています。
”押さえ木”とは、角等に置いて接着等を強固にする 部品のことです。
パラゴン同様にメトロゴンもその部品が多いのが特徴です。
本日作成した部品は、斜めカットもありましたが、非常に簡単なカットでしたが、テーブルソ-がないと細かく正確なカットは出来ません。
本日カットした、部品です。断面が8㍉×14㍉のものもあり、正確さが要求されます。また小さい部品は、
切り出しが、危険と隣あわせで難しいので注意が必要です。
また、大きい部品を切り出してから、小さい部品を切り出したほうが、材料の歩留まりがよいことに気付きました。
C45 メトロゴン レプリカの製作準備を進めています。
主な材料は、19㍉厚パーチクルボードと米松材ですが、それだけでボックスが出来ているのではありません。
数多くの木ネジ、金具、フェルト、釘等が使用されています。
ネジ類の多くが、インチサイズで日本では同じ物が入手し難い状況です。
また、それに加えて、専用工具もインチサイズのものを使用せねばならず入手が難しく前途多難です。
それでも何とか入手しないと前進しませんので、調達すべき工具と雑品のリストを作りました。
例えば木ネジ類は、4種類で181本も必要です。特殊なものですので、ネジ代だけでもかなりの経費になります。
また工具では、木ネジの頭をキレイにおさめるカウンターシンクというドリルビットの一種が必要です。
要調達 工具リスト
要調達 雑品リスト
JBL C45メトロゴンの製作で必要な、19ミリ板材を削り出す作業を行いました。
今日までに、板材の断面の4面のうちの2面は手押しかんなをかけて直角を作っています。
あとは自動かんなに通して厚さ19ミリに統一すれば、よいのです。
この場合、厚さが異なる多数の板材を19ミリ厚に統一することは、難しいのではないかと思いました。
作業を始めてそれは、杞憂に終わりました。
Cは、さくさくと削れ、2時間くらいかかると思っていた作業が、なんと10分で終了しました。
以前使用していたデウォルトの30センチ自動かんなは、作業台の上に置いて使用するタイプでしたが、このグリズリー 自動かんなは、強力です。
騒音も小さくストレスを感じず削れました。
作業時間10分でしたが、清掃等のメンテナンスに1時間くらいかかりました。
グリズリー 自動かんな 200V 3馬力 15インチ幅 スパイラルカッター仕様
オレンジ色の部品の右がよく切れるスパイラルカッターです。
厚さ19ミリに揃えた板材。板材の幅は、バラバラ(3~10㌢)です。
車で約30分のところに住んでいる長女が明日誕生日を迎えます。
プレゼントに机を作って欲しいと言われたので、手元にある材料で簡単なライティング ビューロウを作りました。
天板等は、MDFで作り、足の部分は、米松無垢材と合板等で作りました。
MDFは、スピーカーボックス製作用に購入した物ですが、娘の机に化けました。
喜んでもらえたら嬉しいのですが。
C45 メトロゴン レプリカに使用する 19ミリ厚の板材をグリズリー製 ジョインター(手押し鉋)で削り出しを行いました。
順調に 削れていましたが、いつもより異音が少し出ていました。
小さい音ですのでこんなものかと思って作業を継続していましたが、やはり何かおかしいので、電源を切り、点検しました。
問題箇所を発見しました。
なんとモーターシャフトのプーリーを固定するボルトが脱落していました。
プーリーがモーターシャフトから抜け落ちてもおかしくない状況でした。
怖いのは、高速回転しているときに、万が一部品が外れたりすると、最悪の場合は、スクラップになることもあると思いました。
原因究明のため取説のパーツ分解図と現品を対比したところ、ロックワッシャーが欠落していました。
このロックワッシャーが欠落しているために高速回転でプーリーを固定するボルトが脱落したものでした。
この部品の欠落は、製造過程で装着漏れのようです。
機械の信頼性を損なう事実です。
他にも無いか心配です。とりあえず正しくすべてを装着して、本日の作業を終えました。
グリズリー製 ジョインター(手押し鉋) 200ボルト 3馬力 30センチ幅 全長212センチ 非常によく削れます。
モーターシャフトのプーリー。真中のボルトだ脱落していました。製造工程で重要な部品を装着漏れするとは
いいかげんなメーカーです。
C45 メトロゴンのグラフィックをトップページに掲載しました。
優雅なデザインで有名な C45 メトロゴンのグラフィックです。
写真を掲載すればよいのですが、実物が無いので、写真が撮れません。
またネット上に多く写真が出回っていますが、撮影者に無断で使用することは出来ませんので、グラフィックにして掲載しています。
写真もまた リアルで良いのですが、写真を見慣れた方には、グラフィックは、惹きつける要素があります。
写真を基にAI(アドビ・イラストレーター)で描きます。キャビネットの色や、陰影、形状など自由自在です。
C45 メトロゴンのグラフィックで苦心したところは、片方8本のルーバー付近と、反り返った天板の渕の描き方についてです。
また、横から見たD130のグラフィックにつきましてフレームの描きかたを改善いたしました。
作業場のスクラップ置き場も完成し、そこに種類毎に端材を収納したのでだいぶ片付きました。
作業に並行してC45 メトロゴンのパーツリストを作成しました。
メトロゴンを構成する各パーツの難易度、材質、大きさ、厚さ、主な作業工程等を記載したものです。
そのパーツリストを作成して分かったのですが、1/2インチ(12.7ミリ)厚のパーツは一切無いことです。
パラゴンで、使われている1/2インチ厚のパーツは、メトロゴンでは、使われていません。
また、主な材料は 3/4インチ(19ミリ)厚のパ-ティクルボードですが、パインランバーも多用されています。
19ミリ厚の板物は、市販品では無い規格ですので、スクラップの木材をテーブルソー、手押し鉋、自動鉋を駆使して作ることにしました。
今日は、テーブルソーで、約22ミリ厚に縦挽き しました。
明日以降、この厚さ22ミリ厚の木材を手押し鉋、自動鉋に通して19ミリ厚の無垢板に仕上げます。
それから部品取りです。
C45 メトロゴンのパーツリスト
テーブルソーの横に置いた端材です。このうち1/3が、カット等で消えて無くなります。
サイズは、バラバラですが、すべて22ミリ厚です。テーブルソーでカットしました。
ここ数日は、これといって作業が進んでいませんでした。
かなり溜まったスクラップの整理を考えていました。
大別すると、米松材、杉材、MDF、OSB、米松合板等です。
半端材ですが、捨てるわけには、いけません。
スピーカーボックスの材料として、利用可能だからです。
そこで、スクラップ置き場は何処にするか。天井でしょ。
作業場は、広いほうが、当然使い易いので床に設置するよりも、頭が接触しない高さの天井に棚を作ることにしました。
これでスクラップを分類して置けるうえに、下では、作業スペースも確保できるようになりました。
天井の梁に棚を設置中です。ピエールカーゴバーで下から支えています。
米松合板を渡して広い棚を確保できます。2段の棚になり、10個の区画になります。
2段合計で、7.2㎡になります。
半年以上も品切れになっていましたJBL 2220(130A)等用のクロスエッジが久々に入荷しました。
お待ちの客様には、大変お待たせいたしまして申し訳ありませんでした。
仕入先は、500枚単位のロットで作っているのですが、それが完売になると、次のロットが入手できるまで時間がかかるようです。
なお、このクロスエッジは、JBL 2205(140E)等用 にサイズが類似していますので、ご注意下さい。
新製品のご紹介です。アルテック288/291用ダイアフラムが入荷いたしましたのでご紹介いたします。
口径2.8インチ(71ミリ径)アルミ振動板を持ち、、ダイヤモンド型のエッジです。
このエッジはJBLに採用されているものです。
なお アルテックオリジナルは、タンジェンシャルエッジです。
288,288B、288C,288-8G/16G他に適合します。
近日中に販売開始いたします。
ご不明の点はお問合せ下さい。
自宅で花見しました。
自宅の門の横にある桜の木は、樹齢15年くらいですが花見に丁度良い感じになってきましたので、
今年は出かけずに自宅で花見になりました。
子供も就職して家を出たので、例年と違い今年から夫婦だけの花見になりました。
桜の木の下で、ゆっくりと昼食をとり、十分にリラックスしました。
ピエール突っ張り棒(カーゴバー) 関係の新製品につきましてご案内いたします。
(現在、この新製品は、在庫がありませんが約二ヵ月後に入荷します。)
1 ピエール突っ張り棒(カーゴバー)本体の長さもバリエーションが2種類増えました。
従来3種類の長さがありましたが、短い物と長い物が新発売になりました。
長さの選択が増えたことで、さらに活躍の場所が増えました。
#P0 長さ40㌢~60㌢ 新製品
#P1 60㌢~100㌢
#P2 95㌢~170㌢
#P3 155㌢~290㌢
#P4 200㌢~375㌢ 新製品
2 カメラやレーザーレベル等を設置可能なスタンド
大切なカメラ等を落下から守る固定ピンつき。
3 突っ張り棒をより安定して設置できる金具
この金具でより安定してカーゴバーを設置できます。
スペインのピエール本社からのカーゴバー(突っ張り棒)の新しい写真が届きました。スペインで撮影されたもののようです。
天井からの力を利用して対象物をプレスしています。
これも天井からの力を利用して、カウンタープレートをプレスしています。
トラックに荷台でガラスドアーが倒れないようにカーゴバーで押さえているところでしょうか
カーゴバーで太い梁を支えているところです。
カーゴバーの新しいアクセサリーのカメラ台です。
カーゴバーの新しいアクセサリーのカメラ台は写真のように使用します。
これも新しいカーゴバー用のアクセサリーです。固定金具です。
固定金具は、下の写真のように使用します。
この度、接着剤の容器が使い易いものに変わりました。
以前に一部のお客様から使い辛いとご指摘を受けていました接着剤用の旧容器でした。
中の接着剤が、容器自体が硬いために絞り出し難いことと、容器のノズルの先が太くて繊細な作業が不向きというご指摘でした。
コストをかければの納得の容器になりますが、その分値上げになりますので、それを避けるべく化学容器専門業者に問い合わせし
て、使い易い容器を探しました。
新しい容器は、胴の部分が、柔らかく中の接着剤を絞り出し易く、しかもノズルは、細かい作業も可能です。
ノズルをはさみで切って開封します。
使い易くなった新しい接着剤容器をよろしくお願いいたします。
新しい容器で接着剤の記念撮影です。左から瞬間接着剤の#380、#410、#422、硬化促進剤アクセレータ、
ダンプ剤兼接着剤WD32(2本)です。
ダンプ剤兼接着剤WD32です。
このようにノズルの先端をハサミでカットして開封いたします。
今日もメトロゴンをネットで研究して分かった「ほぉー」っと思ったことを書いてみます。
●メトロゴンは、ユニット構成が非常に多いのが特徴です。
私が調べたところでは、12種類の組み合わせがありました。
それに対してパラゴンやハーツフィールドのユニットバリエーションは、極少ないです。
驚くべきは、メトロゴンがこれだけ多くのバリエーションがありながら、バッフル板は、1種類で対応していることです。
つまりこの1種類のバッフルで12種類の組み合わせが可能なのです。
H5040やH5041を使用しない構成の場合は、そこの開口部にカバーします。
また、H5040やH5041用の開口部には、LE30を取付けるアダプターもありました。
なぜ、1種類のバッフルしかないのかその理由としては、バッフル板は、上下の板等にガッチリと接着しているので、容易に入れ替えることが出来ません。従って1種類のバッフル板で対応しているようです。
しかし、D123(口径30㌢)や LE10A(口径25㌢)を装着した個体を見たことがありませんので、この小さい口径のユニットをどうやって装着するのか不明です。
●ユニット構成が12種類ありましたと述べました。
ウーハーとしては、130A(口径38㌢),D123(口径30㌢),D130(口径38㌢),150-4C(口径38㌢),LE10A(口径25㌢),LE15A(口径38
㌢)が使用されたようです。
これらのウーハーは、キャラクターが全く違います 。
大きい箱の容積を必要とするものもあれば、割合小さい容積の箱で鳴るものもあります。
しかしメトロゴンのバスレフダクトは、固定式でバスレフのチューニングが、出来ないように思います。
バスレフダクトは、床面に向けて開口されています。
一つ推測できることは、底板に薄い板でカバーしている箇所があり、そこで開口の大きさを調整するのかも知れません。
この点が、不明です。メトロゴンの取説が見たい。