店長&スタッフ日記

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メトロゴン レプリカに、#NWT 5040 レプリカホーンを組み込んで 毎日試聴しています。

形状が通常のホーンと大きく違い、音道が直角に曲がっている為、音の出方や音質が違いますので、レポートいたします。

一聴して感じることは、この中音ホーンから出る音は、直接音が抑えられてやや控えめなソフトな音質であるといううことです。

その理由としては、音道が直角に曲がっていることで、ドライバー特有の 直線性ある中高音が角が取れたように少し和らいだように聞こえるようです。

これがこのホーンの大きな特長です。、

通常のストレートホーンでは、ある周波数の音にピークがあるように聞こえますが、このホーンは、その傾向が直角の音道の効果で、抑えられていると思います。

申し遅れましたが、中音ドライバー(JBL 2420)+ レプリカホーン(#NWT 5040ホーン)のみのインプレッションでした。

次に3ウェイ(075ツィーター+2420ドライバー+5040ホーン+150-4C調 ウーハー) のインプレッションです。

メトロゴンレプリカは、ポンと置いてユニットを入れてアンプに繋げば、そのような状態でも比較的に簡単に

良い音で鳴ります。その理由として、この中音ホーンから刺激的な音が出なくて、耳に心地よい音質の音が

出るからだと思います。ツィーターとドライバーは、確かにホーン構造で、本来制御が難しいのですが、

中央にあるリフれクター板に反射する音を聴くことになるので、ソフトな音質なると思います。

メトロゴン レプリカは、常時試聴できますので、お近くの方はご遠慮なくお越し下さい。

 

今日は、メトロゴンの独特なモールディングを取付準備をしました。

天板の周りに取付けている牛の角のような断面の物です。

接着剤で単純に取り付けているのでは、有りません。、

写真のように溝を切ってそこに薄板を入れ接触面を増やして強固に取り付けているのです。

なお、これは私の工夫ではなく、JBLオリジナルの設計図の通りなのです。

 

木片の厚さは、約3ミリです。接着剤で固めると天板と一体化します。

メトロゴン レプリカボックスの製作の最大の難所は、リフレクター板の取付です。

あの大きな湾曲したリフレクター板を傷付けることなくボックスにピッタリと設置することは実に難しいことです。

スカパーの番組で、ヨーロッパのスーパーカーの工場ツアーの番組で、ボディとドライブトレインを合体する工程を”マリッジ”(結婚)と言っていました。

メトロゴンの場合、”ボックス本体にリフレクター板を取付けることは、まさに”マリッジです。

所定の位置で約30本の木ネジで本体とリフレクター板と緊結します。

 

現在製作中のメトロゴン レプリカの”マリッジ”です。突き板は、エボニーです。

このようにリフレクター板を、上からストンと下に降ろします。

加工精度を高めてピッタリと嵌まるように各パーツを製作しています。ご覧のように各パーツとも

隙間なく結合します。

右は、19ミリ厚の米松合版のバッフル板です。

右側のバッフル板前です。サランネット用溝やルーバー用溝が見えます。

本日から、C45 メトロゴン レプリカ専用ホーン #NWT H5040を販売しています。

このホーンは、1インチスロート用ですので、JBL LE85、2420、2425H 等が使用可能です。

2441や375、376等は使用できませんのでご注意ください。

ホーンの詳細は以下です。

こちらで販売しています。 よろしくお願いいたします。

http://www.hobbies-n-things.com/product/440

待望のメトロゴン レプリカ用専用ホーン #5040 完成いたしました。

販売開始いたします。 このホーンは、JBL H5040(JBL PRO 2340)をひな形としてアルミ鋳造で製作したものです。

オリジナルのH5040 ホーンは、メトロゴン専用のホーンと言っても過言ではないので、非常に玉数が少ないのが実情です。

当社は、メトロゴン レプリカ キャビネットを販売していますが、お客様から独特な形状のこの中音ホーンのご要望が非常に多いためホーンレプリカを製作いたしました。

販売価格は、ペアー(2本)で65,000円(税込)です。ただし、メトロゴン レプリカ キャビネットを同時にお買い上げの場合は、特別価格42,000円(税込)といたします。1本の場合でも販売可能で、価格は半額です。

 

#NWT5040 ホーンです。アルミ鋳造製です。オリジナルより2~3%大きいです。ホーン内部に溶接のような跡が見えますが

これは溶接ではなく木型の跡です。

音の出口では、巧妙にウーハーの端が納まる欠けが再現されています。

ホーンの外部には、結晶塗装(縮み塗装)を施しています。

 

販売用には、ドライバー取る付け用の3本の六角20ミリボルトが付属いたします。

メトロゴン レプリカの出荷のため簡単なパレットを製作しました。

それに載せてクロネコ 家財ラクラク引っ越し便でお客様の元へ配達しています。

このパレットはなくても運べるのですが、メトロゴンの4本レッグは、変則的な配置ですので、運び難いのです。

パレットに載せて、確りと一体で梱包すると直方体の形状になり、持ち易くなり、落下等の事故も少なくなります。

スピーカーパーツ新製品の入荷ご案内です。

JBL 2035HPL 用コーン紙です。 38センチ口径で75ミリ口径ボイスコイル用です。珍しいモデルです。

汎用の50ミリ口径のボイスコイルです。

これは、DCP1800です。珍しいことにキャップの頂上が平らになっています。

8月も下旬で、来週は9月です。 

8月は、当地も天候が不順で、降雨の無かった日が本日を入れて3日、湿度は、連日80%以上で、かなり製作意欲も減退していました。

本日からすこし天気の傾向が変わったようで、暑いが湿度が低く(約70%)爽やかでした。

メトロゴン レプリカ のレッグ・モールディング・ルーバー用に使用したケヤキが無くなって来ましたので、行きつけの材木屋さんに適当な材木はないかお願いしていました。

本日、材木を引きとりに行ってきました。

購入した材木は、非常に重く、締まった材質で、虎斑(とらふ:とらの毛皮のようは木目)も場所によってはある材木です。

材木屋さんに樹種は何ですかと尋ねると、忘れたということでしたが、安くしておくよということでしたので、喜んで購入しました。

調べたところ、自信はありませんが、年輪が明瞭で柾目面では虎斑が出ていますのでミズナラではないかと思っています。

また、正確に分かりましたらお知らせいたします。

 

全部で7枚。重さ約400キロです。この板もので1枚約60キロあります。

この様に、虎斑が出ています。

芯材は、赤褐色です。

着色検査もしてみましたが良好のようです。

メトロゴン (レプリカ) あなたならどれを選びますか。
これまで製作した6台を紹介いたします。

 

#1 ゼブラウッド突き板 ナチュラルカラーワトコオイル仕上げ モールディング:ウオルナット材 レッグ:メンピサン材  

 

 

♯2 ウォルナット突き板 ダークウォルナットカラーワトコオイル仕上げ モールディング:ウオルナット材 レッグ:メンピサン材

 

 


♯3 エポニー突き板 エポニーカラーワトコオイル仕上げ モールディング:ウオルナット材 レッグ:メンピサン材

 

 

#4ウォルナット突き板 マホガニー+ナチュラルカラーワトコオイル仕上げ モールディング:ケヤキ材 レッグ:ケヤキ材

 

 

♯5 ゼブラウッド突き板 チュラルカラーワトコオイル仕上げ モールディング:ケヤキ材 レッグ:ケヤキ材

 

 

♯6ウォルナット突き板 マホガニーカラーウレタン塗装仕上げ モールディング:ケヤキ材 レッグ:ケヤキ材

 

 

メトロゴン レプリカ専用ホーンH5040 のレプリカの 試作品入荷致しました。

まだ、JBL特有の結晶塗装は施されていませんが、よくこのような再現の難しいホーンが形成できたと感心しました。

まさに日本の職人の技術力を垣間見た思いです。

今後、結晶塗装を施して販売したいと思います。

なお、このレプリカホーンは、JBLのオリジナルホーンよりサイズが1~3%大きいです。

アルミ鋳物ですので、地金の膨張と収縮が工程で発生しますので、この程度の誤差は、想定内です。

また、オリジナルが重さ1600グラムに対して、このレプリカは、2000グラムあります。

内部に巣が少ないソリッドな鋳物ということになります。

 

ドライバー装着用としてインチネジも用意しました。

新製品のご案内です。新しい JBL LE8T,2115用コーン紙が入荷いたしました。

詳細データは後日掲載いたします。

注目すべき点は、ボイスコイル周りが補強されている点です。

この加工が音質にどのように影響を与えるか定かではありませんが、このような小さな加工がノウハウなのかなと思いました。

 

新しい JBL LE8T,2115用コーン紙

コーン紙は、JBLオリジナルに近いやや目の粗い模様が表面についています。

ボイスコイル開口の周りが色が違うと思います。薬品を塗布して強化しているようです。

今度販売する C45 メトロゴン (レプリカ)の塗装前の様子です。

8月も明日から中旬です。本来ならば7月末に塗装予定 だったのですが、天候が不順で、おまけに台風が2個も近づいて作業が進みませんでした。

私の使用する塗料には、湿度が85%以上の場合は、作業をしないで下さいとの注意書きがありますので、塗装を控えていたのです。

着色は既にマホガニー色にしました。

艶ありのウレタン塗装にしますので現状から外観が随分変わりますが、如何でしょうか。

 

今日もこちら大分県では、梅雨のような空模様でした。

8月に入ってから晴天の日はありません。

メトロゴンレプリカの製作も湿度が高い為に塗装等の仕上げ作業が一時停止しています。

さて、最近は入荷した商品の詳細データが出来ましたのでご紹介いたします。

まだ販売体制ができていない商品もありますが、興味ある商品がありましたらお問合わせ下さい。

C45 メトロゴン (レプリカ) 関連商品の第一弾として 30㌢口径ウーハーがご使用になれるアダプターを製作いたしました。

メトロゴン以外のスピーカーにもご使用可能ですのでお問合わせ下さい。

 

★30㌢口径ウーハー用アダプター  19ミリ厚パーチクルボード製・JBL用インチネジのボルト4本・専用ワッシャー4個付属します。

19ミリ米松合板のバッフル板に取り付けたところです。4本のインチボルトで取付ます。取付面は約7ミリ

オフセットしていますので、バッフル板と一体化して強固に取付出来ます。

内側から見たところです。下の出っ張りは、メトロゴンでは、底板に納まるように設計されています。

 

毎年作成している スピーカーカタログ 2014年度版を仕事の傍ら作成中です。

昨年よりも取扱商品が増えているので、編集が大変です。
いつもお世話になっているお取引業者様にお送りしています。

お届けまで今しばらくお待たせしますが、よろしくお願い致します。

 

暑中お見舞い申し上げます。

冷夏といわれていましたが、夏らしい気候で、暑い日が続いていますが、お変わりありませんか。

日ごろから ご注文を頂いてたいへんありがとうございます。

今後も、商品ラインの充実と品質向上を目指して、よりよい商品をお客様のお手元にお届けできるように努力いたします。

さて、目下2014年版 スピーカーパーツカタログの作成準備とメトロゴン レプリカの製作に日々腐心しています。

これらのプロジェクトは、会社業務で行っていまして出来て当たり前ですが、更に私的には 次のプロジェクトが頭の中にあります。

ここで、公言することで、1つでも前進して完結したいです。

1 パラゴン レプリカ 復元 :

材料はありますがこのプロジェクト中一番難関です。設計図を元に部品をカットしていますが、製作が困難なパーツが多数あります。

2 大形バンドソー・大形シェーパー・サイクロン式ダストコレクターを使いこなす:

単相200ボルト50アンペアの電源が必要です。サイクロン式ダストコレクターは、配管が必要です。

3 JBL D55000エベレストの復元:

すでに材料は、カットしていますが 巨大なので、進んでいません。

4 ワークベンチの製作:

すでに天板のカットは完了しています。 電動工具が無い時代のワークベンチを製予定です。当社のピエール社のクイックリリースベンチバイスとスピンドルを 組み込む予定です。

5 JBL D208 のボックス製作:

これも合板の端材をカットしています。約50リットルの小型の箱になります。モニター調に仕上げたいです。当社のリファレンス用LE8-1のように大変良い音が期待されます。このプロジェクトが一番実現可能です。

 

これから、進展があったプロジェクトは、固定した題名で報告します。

C45 メトロゴンのレプリカ キャビネット製作と並行して、中音 用レプリカホーン(#NWT H5040)も製作中です。

このホーンのオリジナルはJBL H5040ホーンです。

ご存じのようにラッパが途中で直角に曲がった形状のホーンです。

アルミ鋳物ですので、アルミ鋳造業者様に製造依頼をお願いしています。

今般、鋳物の木型が完成しました。

直角に曲がっていますので、製作費用も高額ですが、オリジナルに近いものが出来そうですので、ご期待下さい。

レプリカボックスとのセット販売のほか、単品の販売も予定しています。

 

素人目で見てこの木型は、オリジナルと比べて約10%大きく作られています。

それは、アルミ材が高温から常温に低下するときに収縮するから木型は、大きく作られていることが分かりました。

現在、メトロゴン (レプリカ) 次回作の仕上げ中です。

メトロゴンが引き立つような仕上げに腐心しています。

まだ、完成ではありませんが、以下の写真の仕上げになります。

 

突き板はウォールナット、モールディングとレッグはケヤキ材です。どちらも味のある木目が出ています。

右側の底板部分です。

左側のフロントレッグです。

リフレクター板です。

左内側のモールディングの木目です。

 今回製作分のメトロゴン レプリカは、仕上げの最終段階に入っています。

今回は、初めて塗装仕上げを行います。

これまでは、全てワトコオイルや荏油でのオイル仕上げでしたが、艶のある塗装仕上げのメトロゴンも魅力があると思いました。

工程は、着色→中塗り→研磨→上塗り です。 

ウォールナットやケヤキの木目を引き立てる着色が出来れば良いと思っています。

まず購入したペイントの試し塗りを行っています。深い良い色が出ています。

 

スピーカーエッジの新製品等のお知らせです。

 

SF 850    フラットアタッチの20センチ口径のエッジです。

 

 http://www.hobbies-n-things.com/product/437

SF 511 小さい汎用のエッジです。

http://www.hobbies-n-things.com/product/438

 

SF JBL2214 ジャストフィットのエッジが入荷しました。従来販売していたものより、ロールの幅がやや広いです。

http://www.hobbies-n-things.com/product/127