店長&スタッフ日記

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ここ数日、二女の大学卒業や引越しがありましたので、日記の更新をサボってしまいました。

二女は、こちら大分から初めて親元を離れ、東京で一人暮らしで 大学に通いました。

楽しい学生生活の反面に、馴れない生活で困難が多くありましたが、友人や周りの方々のご支援を頂き無事卒業までこぎつけました。

ご支援を頂いた方々には、深く感謝いたします。

本人も苦労 した結果の卒業ですから感慨深いことでしょう。

私のほうもこれでとりあえず大学を卒業させるという大きな責任から開放されてホッとしています。

経済的にも精神的にも苦しかった時期もありましたが、何とか卒業できて肩の荷が下りた気持ちです。

一昨日卒業式で本日から新しい職場の研修です。

卒業の感傷に浸る暇も無く慌ただしく引越しして行きました。

早く一人前になって会社に貢献し、社会貢献できる大人になってもらいたいものです。

私の方も、お客様に満足頂ける商品を提供できるように販売に邁進したいと思います。

二女の大学卒業と就職の時期が近づきました。

今日は、天気も良かったので、一つの区切りとして 宇佐神宮に 参拝いたしました。

今年は、全国的の桜の開花が早いようですが、宇佐神宮の桜は、まだ20%も開花していないように見えました。

 

神宮と宇佐駅を走っていた26号蒸気機関車クラウス号(1891年ドイツ製 1965年に廃線になるまで71年間に

渡って活躍していた小さな蒸気機関車)

 

蓮池です。
6月くらいには、ピンクの美しいハスの花が咲き誇ります。

 

 

左右に桜の木が見えます。

 

国宝級の展示がある宝物殿です。

川に沿って桜並木があります。

 

今日は、天気が良かったのでライティングビューローとキッチンワゴンの塗装を行いました。

FUJI Q4のHVLPスプレーで短時間のサーット塗装が完了しました。

手塗りも考えましたが、スプレーで時短しました。

しかし時短にはなりませんでした。

というのも、事後のメンテが必要だからです。

スプレー内部の清掃をしないと次回、詰まったりして十分機能しない場合があるからです。

塗装時間は、5分、養生とメンテの時間は、約2時間でした。

やはり塗装は、手間のかかり、しかも塗料の雫等で汚れる作業です。

なるべく、まとめて作業して作業回数を減らしたいものです。

 

余った塗料を使用しました。

 

スプレーは仕上がりがキレイです。

使用したFUJI Q4のHVLPスプレーです。

二女が今月末から就職し、新社会人なるのに伴い、新居に引越しします。

ライティングビューローキッチンワゴンの製作を依頼されましたので、現在手元にある材料で作り上げました。

正直ワゴンの方は、失敗でした。

木工が面白いのは、幾通りもある製作方法からベストの方法をセレクトして最善の仕上がりを追及することにあると思います。

ワゴンの製作では、方法が誤っていました。

ベストの機械を使わず、難しい方法で作業したので、仕上がりが良くないです。

この点が次回のための反省材料です。

ライティングビューロー 

要するに机です。天板にMDFを使用しています。

MDFは、切削すると 細かい埃が出ますが、非常に作業し易く、仕上がりが良い材料です。これから塗装です。

 

ワゴンはハンドルを装着し塗装です。

安倍首相がTPP交渉参加を一昨日表明しました。

当社のスタンスはやはり交渉参加に賛成です。

当社の取扱い商品で、輸入関税が課税される物は、接着剤製材、合板類(プライウッド、MDF、パーティクルボード)衣類、

繊維製品(カーテン、ベッドリネン)革製品、などです。

接着剤、製材、合板類の仕入額は、割合多いので、関税が将来的にゼロになれば、値下げも出来るかもしれません。

しかし、現在のように円安方向になると、仕入れ価格が割高になるので、関税ゼロの恩恵も吹っ飛びます。

また、基本的に関税が課税になる商品は、税番で細かく区分されていて、いちいち調べて申告する作業に手間がかかります。

関税が撤廃されれば、消費税だけ課税ですので、通関が簡素化されるメリットがあります。

今日もメトロゴンをネットで研究して分かった「ほぉー」っと思ったことを書いてみます。

★メトロゴンの円形リフレクターパネルは、パラゴンのそれより厚い。

メトロゴンの円形リフレクターパネルは、厚さが19ミリです。

それに対してパラゴンは、9.5ミリです。

メトロゴンのほうは、円形リフレクターパネルをバスレフエンクロージャーの一部として使用しているます。

パラゴンは、円形リフレクターパネルが薄いと思われるかもしれませんが、同じ円形のインナーホーンの壁(12.5ミリ厚)が並んで立っていますので薄くても大丈夫です。

 

★メトロゴンは、外観から分かりにくいのですが、バスレフエンクロージャーです。

従ってウーハー等のユニットが正面から見えるはずですが、奥に隠れて見えません。

その理由は、まず片側当たり8本のルーバーがあり、その後ろに黒色のサランネットがあるから奥のスピーカーユニットが見え難いのです。

昨日ご紹介したJBL D130用ボイスコイルの詳細図です。

クラフトボビン仕様が新製品です。

アルミボビン仕様とカプトンボビン仕様が現行品です。

アルミとカプトンは、仕様の変更は無いのですが、コイル部分の厚み等詳細図を改善しましたのでご覧下さい。

★ クラフトボビン仕様(これは、8Ω仕様ですが16Ω仕様もあります。今回入荷しませんでしたので入荷しましたらご紹介いたします。)

 

★ アルミボビン仕様

 

★ カプトンボビン仕様

本日入荷しましたホットな新製品のご紹介です。

JBL D130用ボイスコイルの クラフトボビン製のボイスコイル(アルミリボン線仕様)が新入荷しました。

クラフトボビンの重さは5グラムでアルミボビンより軽量です。

剛性は、アルミボビンの方が確りしています。

これからは、アルミボビン、カプトンボビン、クラフトボビンの3種類の販売を予定しています。

 

新製品 クラフトボビンのJBLD130用ボイスコイル

アルミニュウムボビン

カプトンボビン

 

今日もメトロゴンをネットで研究して分かった「ほぉー」っと思ったことを書いてみます。

1 以前に、メトロゴンは、19ミリ厚パーチクルボードで作られていると書きましたが、板状のパーツ以外は、無垢材を多様している。部品点数が約50点のうち、約30%が無垢材のパーツです。パーチクルボードと同じように19ミリ厚無垢材が多用されています、

2 メトロゴン専用折り曲げホーンとしてJBL 5040,5041が販売されていますが、極端に販売数が少なく入手困難です。

3 バッフル板上部に立て向きに5040(5041)ホーン用の穴があけられています。5040(5041)ホーンを使用しないシステムの場合は、そのあなを塞ぐ板が取り付けられている個体もありました。

4 高域にLE30を使用しているシステムもありました。LE30は、超レアなツィーターでこれも入手困難です。LE30は、5040ホーンの位置にアダプターを介して取り付けられていました。

5 メトロゴンの天板の周りをモールディングで装飾していますが、そのモールディングの断面は、牛の角のような形状です。

 本日は、電話機を交換したのに伴いまして作業場に子機を設置しました。

作業場の建物は、別棟ですので、いちいち業務連絡に行かなくても、社内電話で用件が伝えられるようになり便利になりました。

またお客様からの電話も作業場で応対することができるようになりました。

 さて、作業スペースがあるということは、ありがたいことです。

同時進行で作業が出来るからです。

今は、小机、キッチンワゴン、ワークベンチを同時進行で作成中です。

作業スペースが十分ですから、安全に余裕を持って作業をしています。

ただし、埃っぽい作業環境は、変わっていません。

エアーフィルターは、効果がありますが、ダストサイクロンが稼動していません ので、埃っぽいのです。  

それが残念な点です。

 

ワークベンチ 用の 足を切り出しているところです。木材は、フォーバイツェルブ(4×12)です。

30センチのマキタのマイターソーなら、このような大きい断面の木材も一発切断できます。

木材の幅と丸ノコの直径(30センチ)がほぼ同じです。

 写真が鮮明ではないときや、撮影した方から写真使用の承諾が得られない等の場合に絵のような画像を作ることがあります。

時間はかかりますが、まるで写真のようにきれいに出来ます。

 

JBL D130

JBL メトロゴン

 

 2011年7月に脱サラして以来、この日を目指して今日まで頑張ってきました。

ヴィンテージスピーカーのレプリカを作ろうと思いここ一年半は、作業場を整備してきました。

ついにガラクタの片付けも終わり製作作業が可能になりました。

メトロゴンの再現の前に、家族からリクエストのあった小机、ワゴンを先に製作します。

一年前の作業場です。断熱材や内壁を貼っていません。

片付いた作業場です。事務スペースもあります。

 今日は、気温が高くこちら大分では、25度くらいあったと思います。

終日半そでで作業していました。

特に日記に記す内容ではないのですが、作業場西側の収納が完成しましたので、ご覧下さい。

6箇所の収納で合計12段の棚が中にあります。

そして中央に一段下げたマキタマイターソーのスペースがあります。

収納の天板は、作業スペース確保のため、10センチ~20センチのエクステンションを取り付けました。

マイターソーは、材料をそのまま置いてすぐ切れるので便利になりました。

 

 今日も作業場の片付けを行いまして目新しいことはしていません。 

収納の扉のハンドルを作ってみました。

まずスクロールソーで合板からハンドルの形を切り取り、サンダーで持ちやすいように形を整えました。

今回新たに導入した、グリズリー ベルトサンダーを初めて使ってみました。

1.0馬力、100ボルト仕様、18㌢×120㌢のベルトサンダーです。

120番の粗めベルトサンダーを装着してスイッチオンしました。

思ったより削れるので感動しました。

それとホームセンターで販売しているサンドペーパーよりもベルトサンダーのペーパーの質が良いことが分かって嬉しかったです。

 

グリズリー ベルトサンダー

 

収納の扉のハンドル  サンダーで表面を軽く削り、手になじむようにしました。

昨今、中国から飛来しているといわれているPM2.5の影響は、心配ですね。 

木工家も作業場の空気中に浮遊するホコリに注意が必要です。

特に私の扱うMDFやパーチクルボードは、ホコリの粒子が小さいので、健康に気を使っています。

そのためにグリズリー エアーフィルターを設置いたしました。

5ミクロの外側のフィルターと1ミクロンの内側のフィルターのダブルフィルターでホコリを除去します。

このフィルターで1時間当たり約25回作業場の空気を浄化できます。

確かに稼動させると空気は、浄化されているのがはっきり分かります。

もっと早く設置すべきだと思いました。

それにしてもグりズリーのカラーはダサいですね。また騒音もやや高めです。

なお、PM2.5の粒子のうち、1ミクロン以下の小さいものは、このエアーフィルターでも除去できません。

 前回に引き続き、メトロゴンのトリビア集です。

○ユニット構成のバリエーションは、14種類ありました。

その中で低域LE10(25センチ口径)高域LE30を使用した珍しい構成もありました。

また、LE14Cの同軸ユニットを使用した構成もありました。

○スピーカーの前にサランネットが張られルーバー立てられている。

ルーバーは、片側に8本立てられ角度が微妙に変えられている。

視覚的に優雅な感じになっている。

○ 中心にある反射板は、パラゴンよりもアールが小さい。

横幅がパラゴン263センチに対してメトロゴンは、187センチのため反射板のアールは小さい。

 

メトロゴンのカタログです。

http://www.lansingheritage.org/images/jbl/specs/home-speakers/1960-metregon/page1.jpg

 今日は、作業場の西側の作業台の天板のエクステンションを取り付けました。

実は、設計ミスで当初から広く合板をカットすればよかったのですが、設置してから狭いことに気付きまして延長の天板を設置したのです。

水平方向に力を加えて圧着しなければいけない状況でしたので、ピエール突っ張り棒(カーゴバー)を水平に使用して接合箇所を締めました。

この状況では、通常のクランプは、使用できません。ピエール突っ張り棒(カーゴバー)は、反対側に支点となる箇所 があれば使用可能です。

JBL メトロゴンを再現する前にじっくり研究しています。

ネットで写真を200枚以上集め、分析しています。

以下発見したJBL メトロゴンのトリビア集です。

良く知られているものもあれば、初めてカミングアウトのものもあるかもしれません。

間違いもあるかもしれません。

 

1 JBL メトロゴンは、主要材料は、パーチクルボードである。  

米松合板の物もあるかもしれませんが、私の見た限りパーチクルボード製でした。

2 ユニット構成は、12種類ありました。

D123の一発から075、375、150-4Cの重量級ユニットまで12種類のユニット構成でした。

3 パラゴンと同じく木ネジと専用金具を多用して組み立てられている。

中央のカーブした反射板は、天板と底板に金具で接合しています。

4 パラゴンがフロントロードホーンに対して、メトロゴンは、バスレフ方式である。

底板には、バスレフポートがある。ダクト方式ではなくバスレフポートである。

5 ユニット構成は、12種類あると申し上げましたが、ウーファーを、入れ替えた場合バスレフポートの調整は、必要ではないか。

6 天板と底板には、彫り込みを入れて接合を強固にしている。 横幅が約180センチで強固に一体化している。

7 ユニット構成は、12種類あるが、バッフル板のユニット配置は、ワンパターンしかない。 

アダプターを使用して、各種ユニット構成に対応している。

 

 50年以上前の伝説のスピーカーです。分からないことも多いです。

まだ、ありますので、次回に書きます。

(なお写真は、海外の方の分も多く、持ち主の許可も取っていませんので、この日記に掲載することが出来ませんでした。)

昨日で法人の確定申告も終わり、ここ1週間の遅れを取り戻すべく、作業をすすめました。

西側の壁面に合板で収納を作り、その間にマキタのマイターソーのスペースを設けました。

マイターソーは、約8センチほど天板から下げて設置しないといけません。

写真のように2本のピエール突っ張リ棒 P1(60㌢~100㌢)を使用して棚の高さや水平度の微調整を行いました。

マイターソーの切断面と左右の天板の高さを揃えることで、切断作業がはかどります。

また、ピエール突っ張リ棒(カーゴバー)は、このような場合にコンマミリ単位の微調整が可能です。

 

左右の高さの微調整中です。

 

マイターソーの切断面と左右の天板の高さを揃えたところです。

 

この設置態勢で切断作業は、安全で能率的になります。

今日は終日かけて、法人税確定申告を済ませました。

晴れ晴れとした気分です。

あすから、また通常業務に戻れます。

当社の取り扱い製品を使って何か大きな物が出来ないか考えた結果が、JBLメトロゴンの再現です。

ピエールクランプを使用して、木工のスキルも動員してこの 大作 JBL メトロゴンを再現したいと思います。

製作期間は、3月~6月の4ヶ月を予定しています。

長いシリーズ日記になりますが、 皆様も、見てください。

最終的にあの優雅なデザインが再現できるか 腕の見せ所です。

今から挑戦が楽しみです。