店長&スタッフ日記

1358

 

3月中旬にお客様に パラゴン レプリカを納品させて頂きました。
仕上がりにご満足頂けたようで、とても嬉しいです。

さて、4月中にさらに一台納品に向けて、仕上げを行っています。

その後はまた新しい部材にてパラゴンを制作致します。
ただ今、多数のお問合せを頂いており、ご予約を承りますので、よろしくお願いたします

ダイアフラム、ダストキャップ、ウレタンエッジ、クロスエッジ等の新製品が入荷致いたしました。近いうちに販売いたします。

 

JBL 2440,2445等用のダイアフラムです。チタニュウム製です。

 

アルテック用のダストキャップです。真ん中の穴の直径は、約25ミリです。目の粗いメッシュです。

クロスエッジの新製品 4種類。

ウレタンエッジ5種類の新製品です。

日本では見ることが出来ないものをアメリカで見てきました。

飛行機関係の展示は、やはりアメリカでしか見ることが出来ないものです。 

オレゴン州ポートランド郊外のマクミンビルのエバーグリーン エアー ミュウジアムを訪問いたしました。

ここを訪れた目的は、スプルース グースを見るためです。

この飛行機は、飛行艇でハワード・ヒューズが終戦時に1機のみ製造したものです。

デカプリオ主演の映画でも描かれていました。(2004年 ”アビエイター ”  マーチン スコセッシ監督 )

特筆すべきは、この巨大な飛行艇が、基本的に木製であることです。 

私も木を扱う者として 、この巨大機が木製であることに興味があったのです。

 

翼長 約97メートル 巨大すぎて 全貌が写せません。 実際に数キロ飛んだようです。ただし海面から数十メートルしか浮かなかったようです。スプルース グースの正式名称は、”ヒューズ エアクラフト H-4”です。 1947年 11月 初飛行。

右翼です。下に4~5機の小型機が見えます。 カルフォルニアから分解して運んだようです。

零戦ような小さなエンジンが、8発(3000馬力X8発)付いていますが、あまりにも巨体でパワー不足は否めません。

小さく見えるので零戦のようなエンジンと申しましたが、実際は、ゼロ戦のエンジン(後期型 1560 馬力)よりも

かなり大きくて強力な星形エンジンでした。

胴体のカットモデルです。やはりご覧のように主要材料は木材でした。厳選されたバーチ材やスプルース材の合板のようなもので外皮を制作しています。写真の外皮の合板は、バーチ合板のように見えます。なおスプルース材は、ピアノやギターに使用されています。

 全長 67m、翼長 97m、尾翼高 24mです。 現在の ボーイング 747や エアバス 380Aの大きさに匹敵します。

胴体の幅 7.42m、高さ 9.27mです。内部も見学できます。 映画で使用されたコックピットへの入場は、有料です。

大西洋横断初飛行のリンドバークのスピリット オブ セントルイスの展示もあります。 これはレプリカです。全米では、数機

有るようです。ワシントンDCの航空博物館でも同じものを見ました。

このエバーグリーン航空宇宙博物館は広大で、4つの巨大な建物と外にも飛行機ロケットの展示があります。奥にみえる建物は、宇宙関係の展示館です。じっくり見ると1日つぶせます。

これは、子供向けのプール施設です。747からウォータースライダーが出ています。驚くことに敷地内にチャペルもありました。

今回のアメリカ旅行は、前半がアリゾナ州、後半がオレゴン州・ワシントン州訪問の2部構成です

。同じアメリカでも全く気候が異なる土地を訪れました。

後半のオレゴン州・ワシントン州ですが、この地方は、私が、約20年以上前に訪れて以来今回で4度目です。

この地方の森林と環境の良さから当社の社名をノースウエストとしたのです。

しかしこの20年で大きく変わりました。特に人口が増加して、市街地は, 何処でも何時でも道が混雑しています。

フリーウェイ(高速道路)もロサンゼルス並みに車が多くなりました。

20年前は、のどかな地方都市という感じでしたが、人口が増え過ぎの悪影響が出ています。

アメリカの道路は、合理的な設計で、短時間に都市間移動できるという画期的な道路網でしたが、こんなにも渋滞が多いと

時間が掛かり過ぎて経済活動に悪影響が出ると思われます。

 話題は変わりますが、ワシントン州の消費税は、約9%前後(都市で異なる)です。

一方オレゴン州は、消費税率 ゼロ%です。オレゴン州とワシントン州の境界線は、コロンビア川のほぼ真ん中です。

そこで皆考えることは同じで、ワシントン州の住人は、橋を渡ってオレゴン州で買い物をして、その上ガソリンも給油して戻るそうです。

仮に、これをワシントン州の殆どの住人が行えば、ワシントン州内に商業施設は無くなることになりますが、そうはなりません。

ワシントン州には、オレゴン州にはない魅力的なお店も沢山あります。

ワシントン州では、消費税の負担と引き換えに所得税が軽減されています。 

つまりワシントン州の住人がオレゴン州で買い物をすると、消費税免除、所得税軽減の2重メリットを享受できることになります。

一方オレゴン州では、消費税の免除と引き換えに所得税の税率が高いです。

また、ワシントン州では、一部食品の消費税免除したり、オレゴン州の住民がワシントン州の店舗で買い物をした場合、

ID(身分証明証)の提示で消費税が免除されるようです。

 旅行者である私は、もちろんオレゴン州で高額品の買い物をいたしました。

 

ワシントン州から見たオレゴン州にあるマウントフッドです。 地元の日本人は、オレゴン富士と呼んでいます。

コロンビア川の河畔にあるワシュガルという町に有るペンデルトンファクトリーショップ(羊毛品で有名)が道の向こうに見えます。

 ここは、ワシントン州ですが、買い物をして消費税を払いました。

 初めてアメリカに行ったわけではないのですが、今回も大きなトラブルもなく無事に帰ってきたことをしみじみと思います。

2週間でしたが、私の訪問する場所は、白人が多く居て東洋系の私は、目立ったと思います。

旅行中会った日本人は、購入品を運んでもらった運送会社の日本人スタッフだけでした。

全く違う環境に身を置いて、良い経験になりました。  

 さて、この旅行は、またとないチャンスですから、日本ではの運転することがまずない車に乗ってみました。

インフィニティ Q60 です。別名 日産 スカイライン クーペ です。

アメリカでは、日本に比べて全体的に車が大きくて、交通の流れも速いです。

小さい車では、少々身の危険を感じますので、レンタカーを借りる場合は、フルサイズ以上にしています。

今回のインフィニティ Q60 は、大きい車ではないのですが、ツインターボ 400 馬力で、 日本では ほとんど見かけることはない車です。

プレミアムガソリンが指定されていて、加速がすごいです。 ドライバーズシートの包まれるようなホールド感は素晴らしいものです。

ハンドルは軽めで400馬力の実感は、通常はありませんが、ひとたびアクセルを踏み込めば、反応よくエンジンが吹き上がり体にGが

掛かります。見かけた人がすごい車だと言ってくれたりして、この車を走らすとドライブが楽しくてたまりませんでした。この車も良い経験でした。

数日かけて、破損しないように、解体してみました。

強固に接着剤が付いていますので解体は容易ではありません。

釘、ステープル、ビスケットなども 併用されています。

ビスケットは、便利な接合方法ですが、1950年台のJBLオリジナルには、使用されていないようです。

解体前のひな型です。外側の天板・側板・底板は取り去っています。コア部分が図面にすることが非常に

難しいのです。

これも解体前です。前のボックス正面の板は、前のオーナーが構造を見るために切り取ったそうです。

外皮を取り去ったところです。19ミリ厚の米松合板のバッフル板が露出しています。

正面ボックスの内部です。ここでも19ミリ厚の米松合板が使用されています。

更に解体が進みました。単なる板きれの状態です。

この状態であれば、単に焚き物の価値しかありませんが、ハーツフィールド 初期型のパーツとなれば、私にとっては、

宝の山です。これからサイズと角度計測です。

アリゾナ州ツーソンは、1月下旬でも日中気温が20度前後です。

真夏では、暑すぎるので、オフシーズンであり、反対に冬場は気候が良いのでオンシーズンです。

滞在中に、政府組織のシャットダウンの懸念がありました。

国立公園は、国の機関ですから、閉鎖が心配でしたが、幸運にも大丈夫でした。

当日は、午前中に、サワロ国立公園、午後にデザートミュウジアムに行って アリゾナの砂漠の自然を堪能しました。

 

サワロ国立公園は、ツーソンの西側と東側に分かれてあります。訪れたのは、西側です。

舗装道路と未舗装の道を周遊します。途中短いハイキングコースがあり、景色を楽しみました。

次に訪れたのは、国立公園も近くにあるデザート博物館です。 ここでは、動植物の展示があります。

ハチドリを初めて見ました。かなり小さい鳥で俊敏に飛びます。

雄大な景色です。

猛禽類のショーがありました。

 

 

 

今回の旅行の目的の一つである真空管アンプのパーツ購入もして来ました。 このショップは、通販専門で、店頭販売はしていなようでしたが、ダメ元で、訪問してみました。 すんなりと欲しいパーツが購入出来ました。  

 これが戦利品です。 真空管はセレクト出来て良かったです。 真空管・ソケット・ターミナル・XRL プラグ等です。日本で購入するよりは安いです。しかしアリゾナ州の消費税がかかります。

JJ300Bも購入しました。出来栄えが良いので思わず予備も含めて4本購入しました。この造りを見ていると良い音が出そうです。

 食事は、少し困りました。現地では、特に食べたいものがあまりありません。 レストランや、ファストフード店は、味が濃いのであまり行きませんでした。写真のホールフーズマーケットは、新進のスーパーですが、オーガニックの食材を扱っていましたので、ここで食材を購入することが多かったです。

 

朝7時台で閑散としています。イートインコーナーがあり、そこを利用しました。

乾燥しているため、ドライブには、水は必須です。 ツナロールが朝食でした。

 

ツーソン郊外のサワロ国立公園の敷地内からのショットです。少し霞が掛かっていますが、遠くまでよく見えます。

 

 

1月下旬から約2週間、アメリカ旅行に行ってきました。 

行先は、アリゾナ州フェニックス・ツーソン、ワシントン州シアトル、オレゴン州ポートランドです。 

アリゾナ州は、真冬ですが、半そでで過ごせる気候で、晴天でした。

一方ワシントン州・オレゴン州は、北海道よりも北に位置していますが、雨模様でした。

羽田空港から、デルタ航空でまずロサンゼルスに飛びました。 入国審査を受け、国内線でアリゾナ州フェニックスに到着しました。

レンタカーを借りて、すぐ近隣の予約していたモーテルに向かいました。

アリゾナ州は、最高速度が、高くて、約120キロですから、高速道路は、みんな飛ばしていました。 

フェニックスは、全米第五の大都市で、MLBのキャンプ地で有名です。 

 

LAX(ロサンゼルス国際空港)に到着目前です。中央の道路は405号線です。現地の人は、アイフォーオーファイブと言っています。

アリゾナの砂漠地帯です。

フェニックスの周辺部です。基本的に砂漠地帯ですが開発のおかげで、野菜等の農地も確保されています。

初日に訪れた、フェニックスの楽器博物館です。スーパースターの楽器が展示されているということで訪問しました。

 

アリゾナらしい庭園です。

テーラースイフトの赤いギターと赤いマイクです。

これも特製の赤いピアノです。すべてライブで使用されたものです。

1968年のプレスリー復活ライブで使用されたギブソンのアコギです。このライブは超有名でCD化されています。

ギブソンの業績不振は残念ですね。

ニューヨーク スタインウェイの展示ブースです。このメーカーのピアノもライブや録音の場では、欠かせない良い楽器ですね。

楽器博物館からの風景です。毎日このようにピーカンでした。約1週間滞在したので、真冬でも、少し日焼けしました。

 

 

約2週間前にアメリカ旅行から帰り、少し休んでいました。

ここ数日でまたやる気が出てきましたので、作業再開です。 

実は、昨年10月にC30 ハーツフィールド(初期型)ひな型を入手して、各サイズを計測してCADで図面化しようと計画していましたが、

まったく進みませんでした。 

その原因は、とにかく私は、CAD図面のセンスが悪く、立体を図面化する能力が無かったのです。

そこで方針を転換して、ひな型を分解して、各パーツを個々に図面にする作戦に変更しました。 

そこで今日から分解を始めた次第です。

 

ハーツフィールド初期型は、すべてが米松合板製です。分解することは、たいへん勿体無いのですが、

図面化のためには仕方ないことです。写真では、上蓋など取り外しました。

1月19日~2月3日までアメリカの数州を、ドライブして廻りました。途中で飛行機の移動もあり、総計3,000キロ位の旅になりました。
仕事の商品や材料買い付けがメインではありましたが、途中で博物館などに立ち寄り、有意義な時間となりました。

 

アリゾナ州フェニックス(全米第5番目の大都市)の楽器博物館にて

 

 

ワシントン州 ワシュガール市 対岸に見えるのが、オレゴン富士とよばれる マウントフッドです。

 

ワシントン州ワッシュガールにある 毛織物のファクトリーショップ。
このブランドは、オレゴン州のペンドルトンが発祥の地になります。
家族へのお土産を買いました。

 

ドライブの合間にスーパーマーケットに立ち寄り、炭酸水、おやつ等を買いました。

アメリカ買い付け出張より、戻りはや2週間が経ちました。
2月後半に入り、パラゴン納入の最終調整をしています。

また、今月は決算申告月にあたり、こちらも準備に忙しくしています。

 

久しぶりの日記です。 

多忙で更新する余裕が無くて申し訳ありません。

今年も皆様よろしくお願いいたします。

昨年6月下旬ころにレストア―のためにお預かりしていたJBL C36エンクロージャーがやっと仕上がりました。

突板を貼って再塗装しました。角が欠けていたので再生もしました。木ネジの締まりが甘くなっていたのでそれも修正しました。

JBLオリジナルエンクロージャーに触れて当時の職人の仕事もたいへん参考になりました。

 

貴重な19ミリ厚 米松合板製です。

サランネットは、変更していません。

突板は、ウォルナットです。

良く乾燥した19ミリ厚米松合板です。

 

この19ミリ厚米松合板は、5プライ(5層)です。

 

 先日、パラゴン レプリカの展示品が売約済みになりました。 

この展示品は、4月末に完成してから、現在に至るまでリスニングルームで、試聴していました。

多数のお客様にご試聴頂きました。

パラゴンは鳴らすのが難しいと言われていますが、全くと言っていいほど嫌な音は出ないスピーカーでした。

 かなりの水準で鳴っていると思っています。

愛着が有るのですが 売却することになり、ユニットをすべて外してレストアいたします。

変わってメインスピーカーになるのがDD55000 Everestレプリカです。

ボックスの約9割を米松合板で制作いたしました。

パラゴンとは全く違う鳴り方ですが、 こちらの音質も気に入っています。

 

 

 

外側にウオルナットの突板を貼り終えました。

明日は着色して塗装します。

以前に比べると 見違えるような外観になると思います。  

また内部は、多数のユニット取り換え等でネジ穴が甘くなっているので ネジ穴のいちを替えるなどでして木ネジが確りと締まるようにします。

 

長らく日記の更新していませんでした。

というのは、パラゴンレプリカを2台納品したからです。

大きいボディにキズ等があってはいけないので梱包や、納品に非常に気を使います。

無事に納品出来てお客様からお礼のお言葉を頂いた時は、やっとほっとします。 一区切りつきましたので、気分転換に別の仕事です。

 約半年前からお預かりしている JBL C36の箱のレストア―です。

19ミリ米松合板を使用した名機です。

しかし角などに損傷があり、それを修復し塗装してお客様に納品いたします。

 

まじかにに迫った納品に向けて作業しています。 

今日は、金属部品のウエッジクランプを取り付けました。

この部品は薄く作られていて、リフレクターパネルに干渉することなく左右のボックスを確りと連結するものです。

簡単な金属部品ですが、パラゴン専用のワンオフパーツです。

右と左のボックスの間に設置して、連結して左右の一体化を目的とするパーツです。

 

ここ2週間はずーっと雨模様で、レプリカ制作も進んでいませんでした。

台風一過の昨日から天候が良くなり、作業再開です。

スプレー塗装用の養生を施してスプレーしました。

やはり、仕上げ塗装をするとグッと全体的に良くなります。

仕上げ塗装でも重ね塗りをして納得がいくまで行います。

 

ここ数日は、天気が悪く塗装が進んでいません。

レプリカの制作も最終段階に入っています。

今日は、前脚を仮に本体に取り付けました。

ガタつきなく 正確に取付ようといつも心掛けています・

 

 

 

C30 JBL ハーツフィールド(初期型)のひな型を手元に置いてじっくりと確認したところ、13ミリ厚の米松合板が多用されています。

19ミリ厚の米松合板が、多用されているとばかり思っていましたが、そうではなかったです。

パラゴンと同様に箱鳴きや胴鳴きを加味して制作されているようです。

因みに、タンノイ オートグラフも あの巨体に比較して薄い12m厚ラワン合板が使用されていました。

レプリカを忠実に再現するうえで13ミリ米松合板を 使用しなければいけませんが、調達は難しいです。

 

バッフル板は、19ミリ厚、外皮と底板は13ミリ厚です。