店長&スタッフ日記

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 木工技術の程度はさて置いて、最高の道具で制作することをモットーにしている私です。

以前から使ってみたかったリー ニールセン のノミを買ってみました。

1本が1万円前後する 高級品ですが、手に取ってみるとさすがと思わせる仕上がりです。

明日からの制作で使用するのが楽しみです。

 

りーニールセンの製品は、このような箱に収められて紙で丁寧に包装されています。

この包装を、取り去って憧れの製品を見る時が感激します。

幅25ミリと12ミリの2本のノミを購入しました。木製のハンドル部分は、アイアンウッドという堅い木です。

金属部分は、精密に削られています。使わなくても、非常に品質が高いことが良くわかります。

新製品のお知らせ リード線 3種のご紹介です。

今まで、リード線は、2種類しか取り扱っていませんでしたが、新たに3種類のリード線が入荷いたしました。

#LW3・・・ハイパワー用、2.06ミリ直径

#LW6・・・ハイパワー用、1.93ミリ直径 シリコンで絶縁している 

#LW7・・・ツイーター用、0.91ミリ直径  

上から LW3、LW7、LW6

今回製作するパラゴン レプリカに使用するウォルナット材の突板を試験的に貼ってみました。

初めて使用厚突板(0.55㎜厚)ですので、上手く貼れるか試験してみたのです。

厚いので、木の歪やねじれガあるのですが、特にその心配はないようです。

この突板は、厚い部類で、貼った感じは、ソリッドに見えます。

 

貼ったパーツは、フロントの縦のパーツです。平面にキレイに貼れました。

今日は、突板の販売業者に行って来ました。

そこで、厚さ.55ミリで裏に和紙を張るということで、注文することにしました。

.55ミリ厚は、突板としては、厚物になりますので、良いものができるのではないかと思います。

 

こちらが、第二製造ロットで使用するウォルナット材の板目突板です。

こちらは、今後使用するかもしれないアフリカンマホガニー材の正目突板です。

第二製造分のパーツの切り出しや、突板や、ホーン、金属部品他の手配を行っています。

オリジナルのパラゴンも製作年度によって、仕様が違うらしいのですが、あまり外見上差異は分かりません。

裏蓋や、使用されているユニットで違いは分かるのですが、本体の形状の差異は、殆ど区別がつきません。

私の持っている新旧設計図では、明らかに形状が異なるパーツが散見されます。

それが組みあがると、外観の差異は殆ど無いのです。

パーツのサイズも、新旧で異なります。

当時の設計者は、旧設計図で製作が困難なパーツは、製作を簡素化する目的で設計図を変更したようです。

明らかに新設計図の方が、パーツが簡素化されています。

しかし、オリジナリティーは、旧設計図の方がありますので、私の製作しているパラゴンレプリカは、旧設計図を忠実に再現してい

ます。

 

例を2つご紹介します。

 

底板の取付ける小部品ですが、旧設計図では、断面が6角形です。

新設計図では、断面が3角形です。

次に、ホーン内部に入れるスペーサーです。旧設計図では、変形四角です。

新設計図では、製作し易い平行四辺形です。

第二製造ロットの突板サンプルを入手しました。今回製作分は、ウォルナット材の突板(板目)を使用する予定です。

まだ、業者と交渉中で、最終品のサンプルではありません。なるべく確りした厚い突板(0.5〜0.7㍉)を使用したと思って

います。

 

この突板は一見問題ないように見えますが、欠点があります。わかりますか?

 

それは、木目です。細い突板を数本貼って1枚の大きな突板にしているのですが、通常は、ブックマッチ

(左右対称になるように配置すること)して貼っていないので、木目が調和していないのです。

木目自体は、正にウォルナット材の特長が良く出ているのですが残念な突板です。

 

 

JBL LE14用のリコーンキットが入荷しましたので紹介いたします。

コーン紙は、表裏に白いコーティング剤が塗布されています。そのためコーン紙の重量が増して

約70gあり、低域を伸ばしています。

重いコーン紙に組み合わせるボイスコイルも、重量級です。巻き幅が、19ミリもあります。銅リボン線エッジワイズ

巻きです。

パラゴンの後ろ脚(以下リアレッグと表示)は、底板の奥に左右の箱の各2個ついています。

正面から低い椅子に着座して見ると目立ちませんが見えます。

艶消し黒の塗装を施して目立たないようにしています。

レプリカを製作するにあたって、目立たないパーツではありますが、同じ形状のものにしたいパーツ です。

機能的には、高さ調整機能付きで、幅267センチの左右の箱のレベル調整ができます。

実際の高さ調整は、+10ミリ~-10ミリくらいの範囲で可能 です。

 

パラゴンのリアレッグは、独特の形状です。恐らく市販品から調達したのではなく、特注品ではないかと思って

います。

底板には、3か所づつボルトで固定します。

足の裏には、音響的に有利になると思いませんが、フェルト等を貼る予定です。

最近、懸案事項が終了し、少しずつ以前の製作モードに戻りつつあります。

C44 パラゴン レプリカの制作は、予約のお客様をあまり待たせるわけにいきませんので、業務として毎日作業します。

もう一つの音の良いスピーカーDD55 エベレスト レプリカは、未仕上げの状態で、リスニングルームにおいても残念な外観です。

塗装や仕上げすると、恐らく音も良くなるはずですから、パラゴンレプリカ製作と並行して、余暇に仕上げ作業を行う予定です。

またその作業の様子をレポートいたします。

 

このような状態で部屋の片隅に、半年も置いていました。 巨体の為、どうやって動かそうか思案中です。

これまで、C44-100 JBL パラゴン レプリカに付属するレプリカホーンについて紹介していませんでしたので、今日は、じっくりご覧ください。

このホーンは、これまで色々な型番で販売されてきました。

単品ホーンの型番は、H5038Pまたは#2343(JBL プロ)です。

2395ホーン(JBL プロのお化けホーン)のホーン部が同じモデルです。

パラゴン用としては、外側と内側に結晶塗装、正面のプレートは金色の塗装が施されていることです。

また、2395ホーン用は、スラントプレート(音響レンズ)を取り付けるためのネジ穴が周囲数か所にあります。

アルミ鋳造製・エクスポネンシャルホーン・カットオフ周波数800ヘルツ(JBLプロ推薦値)

パラゴンでは、500ヘルツ クロスで使用しています。 特にデッド二ング材の塗布はありません。

 

 

オリジナルの形状を忠実に再現したレプリカホーンです。

内側と外側の結晶塗装をご覧下さい。

なお、下の板材は、米松材swパラゴンレプリカに使用するものです。

久しぶりに パラゴン レプリカの制作を行いました。

製作というよりは納品準備です。

パラゴンの場合、前足の取付けとその位置が重要です。

前から見て 傾いていたり、2分割の上部と下部が正しく配置されない場合は、残念な形状になります。

お客様の方で、正しく組立できますように、予め当方で、ドライバー、ホーン、その他金具をすべて取り付けて検査しています。

本日は、その作業を行いましたが、やはり、1〜2ミリの誤差を知恵を絞って調整する作業は楽しいものです。

経験や道具なども駆使して行う製作はやめられないのです。

 

ホーンの端が前足上部の溝に正確に嵌り、前足の上部と下部が、調和して、1本になっています。

 

本日、お客様より、JBL 2213用のホワイトコーンリコーンキットについてご指摘がありました。

それは、付属している30センチコルクガスケットの色が オリジナルの黒と違うので何とかしてほしいというものでした。

確かに2213のオリジナルを見てみると黒いウレタン製らしきガスケットであることがわかりました。

そこで、キットパーツは、4穴の黒いガスケット(GFS1230)に変更して、コルクガスケットは、まもなく選択できるようにしますのでよろしくお願いいたします。

コルクガスケットを替えてこちらのGFS1230に変更いたします。

 

最近、JBL LE5,LE20,LE5等の小さいリコーンキットが好調です。

新しくダストキャップが入荷しましたので、更にキット内容が充実してきました。

  

まず JBL LE20 用キットです。最近写真のダストキャップが入荷しました。

販売ページはこちらです。http://www.hobbies-n-things.com/product/488

新しいダストキャップDCP0660をLE20用コーン紙に載せたところです。

新入荷のDCP0660です。

JBL LE5用リコーンキットです。

販売ページはこちらです。http://www.hobbies-n-things.com/product/487

当店のベストセラーである、JBL LE8T用リコーンキットのプロフェッショナル版である2115用リコーンキットも販売しています。

両キットの違いは、コーン紙のコーティングです。

LE8T用コーン紙は、ホワイトの特殊塗料が塗布されていますが、2115用コーン紙は、通常の黒色のコーン紙です。

パーツ構成は、以下です。

 

LE8T専用コーン紙

 

2115専用コーン紙

 

ボイスコイル #1305-8は、現在は、アルミリボン線エッジワイズ巻きに改良されています。

JBL 2226 H のリコーンキットもお取り寄せ可能です。

今日 お客様からお問い合わせがあり、あいにくボイスコイルが在庫切れでしたので次回の仕入れに お取り寄せすることにいたしました。

もし必要なリコーンキットがありましたら入手できるかもしれませんので、お問い合わせください。

 

以下は、JBL2226H用のリコーンパーツです。

アルテック 416,515用 センターメッシュ付 ダストキャップを好評販売中です。

センターの穴の大きさは、自由に変えられますので、ご注文時にご指定下さい。

目安として、515B用としては、直径27〜28ミリの開口を、515(A)としては、直径15〜16ミリの開口を開けています。

 

左は、515(A) 用、右は、515B用 ダストキャップです。

パラゴン レプリカの制作で、出来ませんでしたが、久しぶりに新製品のおしらせです。

今回は写真のみの紹介です。

 

LE8T用 ボイスコイルです。既に3月頃から販売開始しています。アルミリボン線を採用した50ミリ口径のボイスコイル

です。

珍しいブラック仕様の63ミリ口径のボイスコイルです。エレボイの30センチと38センチ用として使用されます。

これは、新製品ではありませんが、久しぶりに入荷致しました。重さが42グラムもあり。JBL2245H用として使用されます。

 「ウーファのエッジくっつき事件」とは、ウーハーのウレタンエッジの一部がバッフル板に干渉するか、酷い場合はウレタンエッジとバッフル板が癒着することです。

何年も前にパラゴンマニアの間で話題になりました。

数日前にお客様からこの話題を聞かされて思い出しました。

私の製作するパラゴンレプリカは、このような不具合が起きて欲しくないのでその原因と対策を記述いたします。

 

まず、なぜ「ウーファのエッジくっつき事件」が起きるかということは以下です。

バッフル板の開口は、設計図によりますと、直径343ミリです。

一方パラゴンで一番多く使用されているLE15のウレタンエッジの膨らんだ部分の直径は、347ミリ 有りますので、バッフルに干渉し易いのです。

また、150-4Cのフィックストエッジの同じ部分の直径は、340ミリ ですから干渉し難いのです。

だからパラゴンの設計は、150-4Cを装着することを前提に設計されているようです。

因みに 130AやD130の130系は、同じ部分の直径は、フックストエッジが352ミリ、クロスエッジが342です。

こちらの場合は、山が低くガスケット面より 上に出ることは無いので、干渉は無いようです。

 

次に改善策は以下です。

バッフル開口を広げれば解決する問題でもありません。

ウーハー装着の為に4個のボルト穴が開いていますが、 開口に近接していますので、開口を広げると強度不足になり単純に広げることはできません。

解決策としては、厚いガスケットを使用すれば干渉は無くなります。

従って LE15の使用しているパラゴンは、すべてではありませんが、何台かは、干渉があるのではと思います。

因みに当社では、数種類の厚いガスケットも販売していますのでそれに交換すれば、問題ないと思います。

ただし、長いボルトが4本必要になる場合もあります。

 更に注意が必要なのは、ユニットをガスケットで嵩上げ した場合、裏蓋にフレームの一部が干渉して閉まらなくなる場合もあります。

 

バッフル板の開口は343ミリです。この開口にそれよりも口径が大きいウレタンエッジを使用したウーハーを装着すると干渉が

おこる場合があるのです。

 

例えば、このガスケットは、厚さが13.6ミリありますのでまずエッジがバッフルに干渉することは無くなります。

パラゴン レプリカは、ご注文頂いたお客様に順番に発送準備をしており、昨日第1台目を発送完了致しました。
お客様のもとに無事に到着し、セッティングがうまく完了されますことを強く願っています。