1357件
金属加工に必要な中古旋盤を購入し、整備がほぼ完了したので設置しました。
15年くらい前の機械です。 台湾製ですが、日本のメーカーの手が入っていますので精巧な造りです。
非常に重く120キロ位あると思われます。 長さ40㎝未満であれば、加工できます。
業務用と比べれば、大きさがまるでオモチャですが、憧れの旋盤ですから作業が楽しみです。
最近の旋盤は、回転数をダイアルで可変できますが、これは、回転数固定です。
Vベルトの掛け替えで回転数を変更します。
まだ、回転ダイアル用のハンドルが届いていません。
このように部品の欠損や破損がありましたので、新しい部品を一部取付けました。
ベッドは2本レールです。油をひいているので、スライドするとねっとりする感じで動きます。
黒いものが、刃物ホルダーです。
先端にバイト(チップ)が付きますが、まだ未着です。
この刃物は、切断と外径の削り用です。
12月8日の話題ですが、午後6時22分頃に、ラジオから国際宇宙ステーション(ISS)が今見えると放送があったので、
外に出て 北西の空を見ると、確かに見えました。
丁度熊本空港からの東京便と交差するような格好になりました。
話題の前澤さんが乗り込もうとしているISSです。
飛行機は、両翼を点滅しています。 ISSは点滅していませんが、照明が明るい のでハッキリと見えます。
飛行機の方が通過速度は、少し速く見えました。
飛行機の速度マッハ約1未満に対して、ISSの速度は、マッハ約24と猛烈な速さなのです。
ISSが地上約400キロを飛行しているのに対して、航空機は、地上約10キロを 飛行しているので、
地上に近い飛行機の方が速く見えるのでしょう。
油汚れ等の清掃は殆ど完了致しました。木製の黒い台を制作してボルトで固定しました。
ギアボックスですが、タイミングベルとVベルトのパーツが届くのを待っています。
本体から取り外したパーツです。すべて清掃しています。 可動部分に油を引いて、本体に取付ます。
また 破損パーツは、交換します。
今年も残り少なくなりました。
皆様も、コロナ禍で影響が大いにあったと思いますが、如何でしたか。
一年を振り返って、始めたことや興味を持ったことなどまとめてみました。
1 朝コーヒー
コーヒー好きですが、主に昼食後のドリップして飲んでいました。
11月頃から、ジョギング後の朝食時にインスタントのドリップコーヒーを飲むようにしました。
午前中は、コーヒーのカフェインの影響で少しテンションが高くなりますので、
大事な仕事は正午までに行うようにしました。
この朝コーヒーは、良い習慣です。 もっと早く始めればよかったです。
2 早朝ランニング
梅雨時期から朝6時半ころに約2キロランニングしています。
始めたきっかけは、やはり体力維持のためです。
パラゴンの片方の箱は重さが70キロくらいです。
自分の体重よりも重いので、扱うには体力がある程度必要です。
初めの2ヶ月間は、100m走っただけで、息が上がっていましたが、半年経過後の今は楽に走れるようになりました。
疲れも感じないので、続けられる良い習慣になりました。
因みに降雨は、中止していますが、一週間に1日程度休みにしています。
型から始める性分なので、シューズとウェアを数種購入しました。
3 早寝 早起きの週間
これも前述に関連して6月頃に始めました。 私は、元来ショートスリーパーで、午前1時過ぎに就寝して、7時頃に起床
していました。夜遅くまでテレビやネットを見ている習慣でしたが、早朝ランニングを始めてライフスタイルを変えました。
夜11時~12時に就寝して5時頃に目が覚めるようになりました。
4 アメリカン BBQ(バーベキュー) 料理
今一番食べてみたい料理が、BBQ(バーベキュー) 料理です。
テレビの海外ドラマで、主役が郊外のBBQ店に行ってデッカイ ハンバーグやスペアリブを美味しそうに食べるシーンが
忘れられませんでした。
日本の一般的な野外での焼肉ではなく、主に燻製料理を食べたいのです。
その本場BBQを食べたくてアメリカ南部旅行を計画しているのですが、コロナ禍で来年も旅行は、難しそうですね。
本場のBBQとは、全く違うものですが、お肉専用のスパイスを買いました。
5 卓上 旋盤
これまで木工旋盤で、メトロゴン等の脚を削っていましたが、アルミ材の加工が必要になり
中古の卓上旋盤を11月に入手しました。
この卓上旋盤は台湾製ですが、ガタつきも殆どなく精巧な機械です。
中古品の為、消耗品の交換や、欠損パーツの購入が必要でしたが、アルミパーツの制作が楽しみです。
整備中の卓上旋盤です。 汚れなどクリーナーで拭きあげました。
6 300B シングルアンプの改造
今年のマイオーデイオシステムで、弄ったのは、この改良だけです。 これでは、オーデイオマニアとは言えませんね。
チョークのコンデンサー4本、カップリングコンデンサー、ボリュームを交換しました。 音は、よりクリアになりました。
改造は、成功でした。
改良後、パラゴンレプリカを鳴らしています。
7 YOUTUBE 動画による ドライブ講習
アメリカ旅行を目標に、YOUTUBE 動画による ドライブ講習を行っています。
動画には、アメリカの都市のダウンタウンをドライブしたものがたいへん多く存在します。
その動画が、アメリカ ドライブの参考になります。 私が、苦手な道路として、日本では少ないランナバウト
などが有りますが、その対策の参考になるのです。
1週間前に入手した旋盤を分解清掃しています。
旋盤は、これまで触れたことがないので、分解して機構を勉強しています。
分解してみてやはり、旋盤には奥深い技術の世界があります。
油で汚れているので、パーツクリーナーで清掃します。
全部分解するのではなく、主に可動部分のみです。
例えば、タイミングべルトやVベルトは劣化していますで、新品交換します。
このレールなど錆びている部分もあり磨きます。
これが、木工と環境が変わるので楽しいのです。
技術
取外した各種パーツです。台湾製機械ですがどれも精巧に製作されています。
ただし、パーツの欠損や破損があるので、部品調達が必要です。
前から欲しかった中古のミニ旋盤を入手しました。
ヤフオクで入手したもので、運送会社営業所留にしました。
ミニ旋盤と言っても重量120キロありますので、配達というわけにいかず 営業所まで引き取りに行って来ました。
スマートではないのですが、二人で持てる重さになるように、その営業所で 重い部品を取り外して
乗用車に積込、やっとのことで作業場まで運び込みました。
この旋盤は、15年くらい前のものですが、割合にキレイでしたので落札しました。
実は、コロナ禍で、この手のミニ旋盤は、超人気のようです。ヤフオクでは、中華製のものが
沢山出品されていて、人気機種は、落札価格が高騰しています。
しかしこれらの機械は殆どが中華製です。 新品で入手しても整備が必要らしいのです。
私の入手した機械も台湾製ですが、日本のメーカーが、輸入品を整備して販売したものです。
つまり中古品ですが、日本人の手が入った機械なので、少し安心なので購入した次第です。
今後 機械いじりが好きなので、分解してグリスアップします。
部品の破損や付属品の欠損があり入手して修理することが楽しみです。
この機械に少し触れた限りですが、パーツのガタツキが無く精密な機械という感じです。
モーターの作動音も割合静かで振動は少ないようです。
油で汚れているのですが、ギアの機構やスライド面の研磨など見る、精巧に造り込まれていてお買得だったと思っています。
この3爪チャックは、回転部分で危険なのでカバーを付けたいです。
近隣のお客様にパラゴンレプリカの納品・設置に伺いました。
ウーハー取付に時間が掛かりましたが何とか無事に設置出来ました。
音出しまで至りませんでしたが、設置出来ましたので安堵しました。
休憩時間に、別系統のN-mode X-PM7 プリメインアンプ(株式会社 リリック)+ JBL4310のシステムを聴かせてもらいました。
これがたいへん素晴らしい音質でした。 お値段はそれなりにするのですが、素晴らしく音場の広がりを感じる響きでした。
管球アンプよりも良い音ではないかと、短時間の試聴で思いました。
また、 今どきのアンプを聴いたことがなかったので、最近の技術革新を感じました。
アメリカが、ワクチン接種者の入国を認めるようになりました。
海外旅行に向けて一歩前進ですね。 来年の秋頃には、海外旅行が本格化するのではと思っています。
いつ行けばベストか考えています。
運賃等が高くなるので、ブームの前に行くのも選択肢ですね。
納品前に必ず行うルーティーンです。左右フロントレッグを仮に取り付けて位置関係を確認します。
Panasonicのルミックス一眼レフで撮影しました。夜間のためフラッシュ撮影しました。
肉眼ではもう少し赤みが薄いように見えます。この個体は数日後に出荷します。
フロントレッグのてっぺんは、最後にカットするので無塗装です。杢目が見えています。ここもこれから塗装します。
ホーンは、結晶塗装しています。
本体の向きを変えて側板の塗装を行っています。
作業で重要なことは、キズを付けないことです。
小さな道具をちょっと落としただけで、キズが付きます。
キズが付けばその補修で更に作業が増えるので 細心の注意を払っています。
どれくらいキズを付けないことを重要視しているかといえば、例えばキズが入った瞬間 に全身が引きつり、
出来たら傷の替わりに自分が怪我(軽傷)した方が良かったと思うほどです。 少し極端ですね。
パラゴンのような大きい箱は、動かす頻度が増えれば、キズのリスクは多くなります。
既に16台制作して 何処でキズが付きやすいか分かっていますが、それでも大きいので注意が散漫になるとミスします。
恐らく小さいスピーカーと比べるとキズのリスクは、大きさの2乗倍増しだと思います。
水平面の側板のみ塗装をしています。効率が悪いのですが、他の部分は、塗料が垂れるのでお休みです。
埃が入らないように、一部に養生しています。またバランスが悪いので倒壊や、落下防止のためクランプで
台に確りと留めています。
11月になり今年も残すは二月未満になりました。
パラゴンレプリカ関係では、塗装作業で目新しいものが無いので近況報告させて頂きました。
まず最近購入した物です。 10月にステレオサウンド誌のWE300B ブックを入手しました。
本物のWE 300Bを持っていないので、いつかは必ず手に入れます。
製造年度で、音が違うようで興味深く見ていました。
そこで不思議になったのですが、 これ程の数量が出回っているのですが、販売会社の広告がないことです。
正式な輸入代理店(以前は、完実電気が販売していた。)もないので皆様はどこで入手したのか不思議です。
オークションでしょうか。 確かに出品されていますが、数十万円の中古品を買う勇気はありません。
そんなことを考えていると、11月に入ってトライオード社(輸入元 エレクトリ)が販売するとニュースが入って来ました。
1本11万円で、しかも管のくすみのないクリアーな新品で、手に届く価格です。
今年の自分の頑張りにプレゼントするための購入して良いなと思っています。
つい購入手続きしそうになりました。
しかし、冷静になって考えてた場合、この新300B販売でヤフオク等の価格が落ち着くのではないか思います。
まだ、音質等の評価も出ていないので、もう少し様子見しようということになりました。
また、6A3シングルアンプ用のパーツを バンテック エレクトロニクス さんで購入しました。このお店、アメリカに直接買付
しているので、お気に入りです。 回路は迷ったのですが,ロフチン・ホワイト アンプにしようと思っています。
今後、日本製の フィルムコンデンサー・アッテネーター他を入手します。
今年もあと二月残すのみになりました。
コロナ禍が長引く中で、次の製造ロットの米松材を何とか入手しました。
いつも3台づつ組み立ているのですが、各パーツを9台分カットしてから、3台分組立しています。
今回は、9台分のパーツを全て消費したので、材料の調達から始めています。
コロナ禍の終了を見越した資材の調達の過熱による、木材関係の不足が始まっています。
コロナ禍がまさか材料調達に影響するとは全く考えていなかったです。
主要材料の合板類は、十分確保していますが、米松無垢材は、在庫不足ですので早めに手当てしたのです。
米松材 2X6材 (ツーバイシックス)です。 節の少ないものをセレクトしています。
米松材は、ピンからキリまであります。 この米松材は、99%セカンドグロース(植林された商業用の木材)でしょう。
良材ですが、更に良質のものは、更に目が詰まってずっしり重いです。
オールドグロース(原生林)のものが別にありますが明らかに密度が違い堅く重く別物です。
米松材の欠点は、ひび割れ・ ササクレ・松脂等です。 これらの欠点を防いで使用しています。
おそらくこの材の約30%は、鋸粉になって失われます。
勿体無いのですが、約3㎜幅の丸鋸で正確にカットしなければならないので仕方ないです。
米松材の特徴は、他の針葉樹よりも重く、芯材は薄いオレンジ色になっていることです。
パラゴンレプリカの材料使用割合で、約10~15%は、米松材を使用しています。
オリジナル設計図では、パインランバーを材料指定していますが、当店では、その一種である米松材を使用しています。
SPF材・スプルース・米ツガなどは、米松材よりも入手しやすいのですが、米松材に拘って使用しています。
昨日の工房です。 17台目と18台目の作業中です。
最近、デービーボンド15gチューブの仕入れをメーカーに打診したところ、製品ライン合理化のため、
当品は製造中止 すると連絡がありました。
デービーボンドは、修理に手軽に使用できるので人気商品でしたので残念です。
接着剤セットにデービーボンドが入っていたので、今回セット内容を見直してリニューアルいたしました。
新接着剤セットの概要を説明いたしますと次の通りです。
1 デービーボンドの代替品は、黒色水性ボンドBD32です。
水性ボンドは、臭いも殆ど無く、割合に安全です。水性ですから、付着の場合は、水で洗い流せます。
何よりも良い点は、使い易いことです。 粘度が使い易い中程度です。主な用途はダストキャップの接着です。
仮に、作業中に手振れ等で接着箇所が乱れた場合でも、仕上がるとそのミスがあまり目立ちません。
それは、キャップの紙に接着剤の色や質感が近いからだと思います。
2 セットに水性ボンドWD32を40g入れていましたが、半分の20gに変更いたしました。 それに伴い、価格も変更いたしました。
3 セット商品は、従来4種でしたが、お客様の選択肢を広げて5種になりました。
☆ 接着剤セット 3種類 A ☆
https://www.hobbies-n-things.com/product/884
☆ 接着剤セット 3種類 B ☆
https://www.hobbies-n-things.com/product/885
☆ 接着剤セット 3種類 C ☆
https://www.hobbies-n-things.com/product/912
☆ 接着剤セット 4種類 A ☆
https://www.hobbies-n-things.com/product/886
☆ 接着剤セット 4種類 B ☆
https://www.hobbies-n-things.com/product/887
ご検討お願いいたします。
早くも10月中旬に入りました。
今年は、私的な出来事が多く作業が大幅に遅れました。
今年初めての出荷です。
手を離れますので、少しホッとしています。
正面を天井に向けて、パレットに載せて、梱包します。
お客様のリスニングルームで荷解きします。
片方あたり3本の脚を取り付けてから、自立させて、左右合体して、真中にリフレクター板を差し込みます。
左右本体です。片方あたり70キロくらいあります。
全部で5個口の貨物です。2個のダンボール箱には、ホーン2個、前脚2個、後脚4個、ネジ金具雑品等が入っています。
来週の出荷に向けて、作業しています。昨日は、再度リフレクター板を取り付けてみました。
今回が最終です。 このような姿がお客様のリスニングルムで再現されます。
取付て納まりの確認しました。 多重に塗装しているので、おさまりが変わっていないか確認するのです。
左の箱です。
右の箱です。
左箱のエプロン部分です。
この部分にフェルトを取り付けています。 ここの収まりもチェックします。
センターラインも等間隔に収まっています。 杢目は連続ではなく、左右対称です。
数日前に、本体に前脚を仮に取り付けたところ、色が濃ゆかったので、薄く塗装してみました。
前脚の色が少し暗いです。そこで、色を薄くしてみました。
色を薄くしてみました。 突板も前脚の材料の無垢材もともにウォルナット材ですが、同じマホガニー色で着色しても、
同じ色になるわけではありません。 そこが天然木の面白いところです。
本体の方向を変えて、水平面のみ塗装しています。そのおかげで、滑らかな表面になります。
リフレクター板は、スプレー塗装を行いました。
スプレー塗装は、筆やブラシよりも表面が滑らかです。
昨日 18日(土)は、久しぶりに晴天でした。
秋晴れ大陸性の乾いた空気でした。従って塗装再開です。
その前に恒例の前脚とホーンを左右本体に取り付けて位置調整行いました。
右の箱です。塗装中ですので、仕上げ完了後にもう一度取付てみます。
お客様のリスニングルームで組み立てると、まさにこの通りになります。
左の箱です。前脚の上部が垂直になるように調整しています。
14号台風の影響も伴った秋の長雨で、通常の塗装が1週間ほど停滞しています。
そこで湿度の影響をあまり受けないホーンの塗装を行いました。
窯に入れて200度くらいで焼付するので、湿度が高くても影響ないのです。
黒い部分が焼付塗装です。
ホーンの開口部は見える所なので、特に注意を払っています。
ドライバー取付部分です。 塗料が一箇所に集中しないように、均等に塗布しています。
内側もムラにならないように丁寧に塗布しています。
今後は、本体に前脚とこのホーンを取り付けて、位置調整行います。その後は、全体の塗装の仕上を行っていよいよ納品です。
17台目の左右本体を立てて、側板を水平にして塗装しています。
雨模様が数日続いているので、塗装作業が停滞しています。
塗料が重いので、垂直の部分に塗布すると垂れます。従って水平な側板のみ塗布しています。
天板とフロントのエプロン部分は既に水平にして塗布しています。
同時に、前脚やホーンも塗装しています。
17台目を納品に向けて制作中ですが、リフレクター板を仮取付してみました。
塗装中です。 これからも数回研磨+塗装を行います。最後の仕上は、HVLP(低圧ガン)でスプレー塗装します。
リフレクター板の取付のポイントは、このような箇所の収まりです。
光線で色が違って見えますが、左右箱の結合部分です。杢目は、左右対称です。
右箱です。 取付のポイントは、リフレクター板の裏側と、インナーホーンの表側に5ミリの空気層が出来るように
左右で4ヶ所楔をと取り付けます。 その楔を何処に取り付ければ効果的かがポイントです。
左箱です。色がいい感じです。
実は、4台目から15台目まで同じマホガニーブラウンの着色剤を塗布していました。
今回の17台目~18台目には、新しいステインを採用しました。
同じマホガニーブラウンですが、杢目がクリアに見えるようになりました。
なお、16台目は、ウォルナット突板貼りで無仕上げです。
また、1台目から3台目までは、エボニー突板貼りでした。
前のマホガニーブラウンは、赤の要素が強かったのですが、今回のものは、赤みが抑えられて美しい杢目が強調されています。
以下は、比較写真です。同じ日同じ時間に、同じカメラで撮影しています。
リスニングルームのパラゴンレプリカです。5年前(2016年6月納品)に製作したもので、
米松合板へグレードアップするお客様から戻って来ました。今年の5月からリスニングルームで、D55エベレスト レプリカと併用で聴いています。
半艶消しの塗装しています。
現在130A(150-4C化に改造)+TAD 4001のツーウェイで鳴らしています。
本来のパラゴンの音とは違いますが、TAD 4001の音が強調されていますが、非常にクリアーな音質です。
低音は、軽めですが強弱のはっきりしたクリアな低音です。一番嫌いなブーミーな低音は、300Bシングルアンプのお蔭で
全く出ません。
ホーンもレプリカです。 主要材料は19㎜厚パーチクルボードです。
ドライバーはTAD4001です。 前から見て375と少し形状が違います。
以下17台目~18台目の写真です。同じマホガニー色ですが、杢目がクリアーになっています。リフレクター板です。
立てて使用するので、見え方が違ってきます。
リフレクター板のセンターです。左右対称に貼っています。
左の箱です。
右の箱です。
研磨+塗装作業を繰り返します。
17台目~18台目は、木工パーツの組立が終わり、左右本体の連結金具を取り付けました。
金具取付の前に塗装です。 塗装と言ってもすぐにスプレーをかけるわけではありません。
切削作業で多少油汚れがついているので、脱脂洗浄してから塗装になります。
艶消し黒で塗装しました。脱脂したので、塗料の付きは良いようです。
本体は、塗装+研磨を繰り返しています。
ステインを変更したので、杢目が以前よりクリアーに見えます。
フロントに3箇所金具を取付ました。この様に左右のインナーホーンカバー(15㍉)より出っ張ていません。出っ張ると前に取り付ける
リフレクター板の邪魔になります。 この部分もたいへん巧妙な設計ですね。
この連結金具は、単なる鉄製のパーツですが、左右の箱を確りと引付けて、薄いので目立ちませんが、無くてはならない
パラゴン専用のパーツです。